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JR千歳線の美々駅 廃止が浮上、1日の利用者0~1人

2016/9/28配信

 JR北海道が安全を確保し、事業を継続するために進める見直しの中で、千歳線の美々駅廃止を検討していることが分かった。同社は「施設の維持管理費用の確保も難しく、極端に利用の少ない駅。やむを得ず地元自治体と協議を進めた上で計画的に廃止していく」としている。

 美々駅は、JR千歳線の中で”秘境駅”とも言われている無人駅。ちょうど90年前の1926(大正15)年、当時の北海道鉄道札幌線(現在の千歳線)開業に伴い、千歳駅と同じ日に設置された。

 新千歳市史機関誌・志古津によると、現在の駒里一帯は農地解放で入植が始まるまで、小樽の犬上商船の犬上慶吾郎氏が所有する犬上牧場だった。北海道鉄道の社長でもあった犬上社長が、所有する牧場の近くに美々駅を設置したとされる。

 駅設置から90年が経過して近年、美々駅の乗車人員は1日平均0~1人にまで落ち込んでいる。現在、道内に1日の乗車人数が1人以下の駅が70駅ほどあり、JR北海道はその中の10駅程度の廃止について調整している。

 道内には老朽、劣化が著しい駅舎で、更新や修繕の必要性が迫っている施設も多く、修繕に必要な資金は不足している。同社は、路線や駅の安全を確保しつつ事業を継続していくためには、利用の少ない駅や列車の見直しが必要との考え。美々駅に関しては「現在まだ検討段階。廃止については地元自治体の理解、協力を得ながら協議を進めていく」としている。

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