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千歳・恵庭

千歳・恵庭の基準地価 下落幅は縮小

2016/9/21配信

 道は20日、2016年の基準地価を発表した。千歳市は昨年同様、住宅地、商業地共に下落幅が縮小傾向。住宅地では基準地1地点の標準価格が上昇に転じ、昨年3地点すべてが下落していた商業地はいずれも横ばいとなった。訪日外国人(インバウンド)の増加などを背景に堅調な土地需要を反映したとみられる。下落幅の縮小傾向は恵庭市も同様だが、商業地の平均変動率はマイナス幅が拡がった。需要の活発な地点に基準地がないためで、平均的な傾向としては下落幅の縮小が続いている。

 基準地の地点数と内訳は、千歳が住宅地10、商業地3、工業地1、林地1。恵庭は住宅地7、商業地2、工業地2。

 千歳の住宅地の平均価格は2万9300円で平均変動率はマイナス0・8。昨年より1ポイント縮小した。特に、ホテルの新増設が相次いでいる中心市街地の基準地(栄町5)では標準価格が0・8%上昇。ほか3地点が横ばいで残り6地点は下落しているが、下落の幅は縮まっている。商業地の平均価格は3万7300円で平均変動率は0%。昨年より0・7ポイント上昇した。全用途の価格は2万9400円で平均変動率はマイナス0・6%。下落幅は0・9ポイント圧縮された。

 最高価格は昨年と同じく商業地の「新富3の2の10」で4万2400円。下落幅が千歳で最も大きかったのは住宅地「白樺4の14の3」でマイナス3・8%だった。

 恵庭は、住宅地の平均価格が2万800円で平均変動率はマイナス1・1%。0・5ポイント上昇し、下落幅を縮めた。一方、商業地は3万1000円で平均変動率は1ポイント拡大しマイナス3・3%に膨らんだ。基準地が2地点しかなく、標準価格が低下したためだが、土地取り引き自体は大型商業施設の集積地やJR恵庭駅周辺の再開発の周辺などで需要は堅調という。全用途では平均価格が2万1300円、平均変動率はマイナス1・6%で下落幅は0・1ポイント縮んだ。恵庭市内の基準地は11地点あり、すべてが下落しているものの幅は縮小傾向にある。

 最高価格はやはり昨年と同じく商業地の「恵み野西2の2の16」。標準価格は昨年より1000円、2・6%下がって3万8000円。下落幅が最大なのは商業地の「漁町159」でマイナス4%となっている。

 地価動向をまとめた道土地水対策課は「千歳は値頃感があるのと、インバウンドの好影響が価格の変動にうかがえる。地の利があり、需要が回復傾向」と分析。恵庭についても「値頃感があり、下落の縮小傾向は変わらない。まちづくりの新しい動きもあり、期待感が土地需要にみられるのでは」とみている。

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