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千歳・恵庭

本で「肝試し」どうぞ 子供向けブラインドブック-怪談絵本包み貸し出し

2016/7/19配信

 恵庭市立図書館の本館、分館で8月21日まで、「図書館できもだめし」が行われている。本を包装して中身が分からないまま貸し出す、人気の「ブラインドブック」を初めて子供向けに企画。中には「本当に怖い本」もあるといい、どんな本が出てくるか分からないスリルも楽しめそうだ。

 ブラインドブックは窓口業務を受託する図書館流通センターが企画した。借りてみるまでどんな本か分からないわくわく感、自分ではまず選ばないような本との出合いを創出しようと展開している。2014年度の年末年始に行った「本の福袋」が皮切りで、15年度からどんな本か分からないよう包装し、本のまくら部分だけを紹介して貸し出す「本の枕」を行っている。

 5~6月に行った「本の枕」の第2弾「花ことばで本えらび」は、花言葉のみを紹介して本を貸し、恵庭の特色である「読書のまち」「花のまち」を融合させた企画として人気を集めた。期間中に514冊の貸し出しとなったが、同センターの富田歩美チーフは「第2弾まで大人向けだった」と振り返り、「夏休みに合わせて子供向けに考えた」とアピールする。

 夏らしく「肝試し」がテーマで、怪談絵本などを黒、赤、青の3種類の紙で包装し、年齢層に応じてマークを付けた。「めだま」が未就学児、「てがた」が小学1~3年生、「がいこつ」が小学4~6年生で、いずれもどんな本が入っているかはまったく分からない。本館は司書が段ボールでお社を作るなど、怖さを演出した展示にもこだわり、「本の枕も、お化けとかも、何が出るか分からない。小学校高学年向けは本当に怖い本もある」と話している。

 本館、恵庭・島松の両分館で計450冊を用意し、好評であれば追加する。問い合わせは図書館本館 電話0123(37)2181。
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