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千歳・恵庭

新千歳B滑走路でILS運用開始 遅延、欠航の減少に期待

2016/4/1配信

 航空機が新千歳空港のB滑走路(3000メートル)北側から進入するときに使う計器着陸装置(ILS)が完成し、3月31日から運用が始まった。隣接するA滑走路(3000メートル)と同様、南北どちらの方向から進入してもILSによる着陸が可能になり、天候不良時の遅延や欠航の減少が見込める。

 ILSは滑走路に進入しようとする航空機に電波を当て、安全に着陸するための正しいコースを示す装置。「ローカライザー」と「グライドスロープ」という二つの設備で構成する。北海道開発局が2008年度に着工した。総事業費は約20億円。

 ILSを導入する前、B滑走路北側から進入するには1800メートル以上の滑走路視距離(パイロットが滑走路を視認できる距離)を確保する必要があったが、導入後は700メートル以上に緩和した。

 新千歳にはAとB、2本の滑走路がある。A滑走路は南北どちらの方向から進入してもILSを使う着陸が可能だったが、B滑走路は南側からの進入にしか対応していなかった。このため霧や雪などの天候不良時には、気象条件の回復を待つか、ILSを導入済みのA滑走路で着陸と離陸の両方を行っていたため、航空機に大幅な遅延や欠航が生じていた。

 国土交通省新千歳空港事務所によると、B滑走路北側からILSを使う着陸ができるようになったことで、年間で約100便が遅延や欠航を回避できる見込みという。

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