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千歳・恵庭

恵庭市の人口6万9073人 2年連続で増加

2016/1/9配信

 恵庭市の住民基本台帳に基づく2015年12月末現在の人口は6万9073人になった。前年同期と比べて117人増え、人口減社会の到来が叫ばれる中で2年連続の人口増だ。死亡が出生を上回る「自然減」が続く中、転入が転出を上回る「社会増」が拡大。原田裕市長は「まちの勢いにつながり、大変うれしい」と喜んでいる。

 恵庭の人口は1970年の市制施行から、2008年まで右肩上がりに増えていた。道央圏の中核都市として順調に発展し、札幌をはじめ新千歳空港や苫小牧港などに近い良好な交通アクセス、自然豊かな住環境などが高く評価されて移住が進んだ。

 しかし、全道的にも少子高齢化が進み、09年に初めて人口減少を体験。10、11年と回復傾向にあったが、12、13年は再び人口減(日本国籍の人口比較)に陥るなど、近年は6万9000人近くで人口の増減を繰り返していた。年末人口の前年比プラスは、14年に続いて2年連続になった。

 15年末人口は、日本人が6万8834人(男3万3513人、女3万5321人)で前年同期比103人の増加、外国人が239人(男116人、女123人)で同14人の増加。15年7月に人口が2年5カ月ぶりに6万9000人の大台に乗り、その後はいったん減少したものの、同10月から再び6万9000人台が続いている。

 人口増の理由は大幅な「社会増」。15年の年間社会動態は、転入3286人に対し、転出2990人で、差し引き296人の社会増。前年を116人も上回る。13年に始まったイーストガーデン恵み野(恵み野東)、商業施設・フレスポ恵み野周辺の恵み野里美と、宅地分譲の好調が人口増をけん引した。

 一方で「自然減」は今年も拡大した。15年の年間自然動態は出生495人に対し、死亡が667人と差し引き172人の自然減で、前年を63人も上回った。年齢別人口を見ても、年少人口(0~14歳)は13・3%で前年比0・1ポイント減、労働人口(15~64歳)は61・6%で同0・7ポイント減、老齢人口(65歳以上)は25・1%で同0・8ポイント増と高齢化が進んだ。

 市長は人口増に「大変うれしい」と笑顔を見せ、「宅地開発が順調に進んでいる。恵庭の子育て環境、住み良さが評価されている」と分析。一方、長期的視点で人口減社会の到来を見据え、昨年10月策定の恵庭版総合戦略で人口減に負けない魅力づくりや移住施策を掲げたばかりで、「恵み野北の宅地開発をはじめ、より強力に施策を進めていきたい」と話している。

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