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千歳・恵庭

機関銃誤射、前の戦闘車被弾 けが人なく自衛隊公表せず

2015/3/18配信

 陸上自衛隊第7師団第11普通科連隊(北海道千歳市)の89式装甲戦闘車が2月に恵庭市の北海道大演習場島松地区で行った射撃訓練中、機関銃の弾丸1発を誤って同型車両に発射していたことが17日に分かった。けが人は無く、被弾した車両に火災などは起きなかったが、射撃訓練は中止とした。発射された弾丸の破片が発見回収されたことで同師団は事故を公表せず、恵庭市にも連絡していなかった。

 同師団によると、事故は同月20日午前7時35分ごろ、隊員約50人が参加していた訓練中に発生。射撃位置に就く行動の合図を前に、縦に並んで停車中の89式装甲戦闘車4両のうち前から2両目の7.62ミリ機関銃弾1発が何らかの理由で発射され、約5メートル前方の先頭車両後部に当たって軽油を詰めていた燃料携行缶を貫いた。各車両には車長、操縦手、砲手の3人が乗っていた。

 射撃訓練は翌日の21日にわたる2日間の予定だったが、事故発生後に中止した。同師団は25日、原因を究明する調査委員会を設置し、弾を込める手順に人為的なミスがあったとみて調べている。公表しなかったことについて広報班は「演習場外への影響や人的被害が無かったため」とし「再発防止に万全を期したい」という。

 恵庭市の北越俊二副市長は「陸自が『市民生活に影響がない』と判断したと受け止めている。砲弾が不明になるようなケースなど、市民生活に直接的・間接的に影響が及ぶような案件は、情報を出していただきたいということを基本にしている」と話している。

 89式装甲戦闘車は戦車に随伴する武装と装甲を施した車両。主砲の35ミリ機関砲に加え、対舟艇対戦車誘導弾発射装置と7.62ミリ機関銃を装備している。

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