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千歳・恵庭

千歳、恵庭市の水がめ 夕張シューパロダム完成

2015/3/9配信

 夕張シューパロダムの竣工(しゅんこう)式が7日、夕張市のゆうばり文化スポーツセンターなどで開かれた。安全な運用を願うダムでの神事に続き、くす玉割りや万歳三唱で完成を祝った。

 道内では1981年に石狩川で観測史上最大規模の洪水が発生。既存の大夕張ダムはかんがいと発電を目的としていたことから、洪水被害軽減と生活用水の確保を目的に91年度にシューパロダムの実施計画調査を開始。2005年度に本体建設工事に着手した。今年1月に試験湛(たん)水を終了して安全を確認し、4月から運用を開始する。事業主体は国交省、農水省、石狩東部広域水道企業団、北海道。総事業費は1700億円。

 総貯水容量は4億2700万立方メートル。ダム湖水の湛水面積は雨竜第一ダムに次ぐ全国2位。ダム湖貯水容量は全国第4位と国内有数の規模を誇る。治水と渇水防止のほか最大2万6600キロワットの発電を行う。千歳市と恵庭市は、かんがい用水(6市5町)と水道用水(4市3町)を補給する多目的ダムとして活用。両市が加盟する同水道企業団は1日2万9600立方メートルの水利権を得ている。

 文化スポーツセンターを会場に行われた竣工式には行政、関係企業、ダム用地となった土地の地権者ら約300人が出席。札幌開発建設部の石田悦一部長が「産業の発展と地域住民の生活の安定に貢献すると確信しています」と式辞を述べ、本田勝国土交通事務次官も「新たな観光資源として地域の活性化につながれば」とあいさつした。

 来賓の高井修道副知事は「ダムの完成が豊かさと安心を実感できるものとなることを祈念します」と祝辞。鈴木直道夕張市長もダム建設への謝辞を述べた後、関係者がくす玉を割って完成を祝福。万歳三唱で式を締めくくった。

 竣工式には、山口幸太郎千歳市長、原田裕恵庭市長も出席した。

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