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札幌から4分短縮 新千歳空港ICが8月3日開通

2013/7/19配信

 8月3日に開通する道央自動車道・新千歳空港インターチェンジ(新千歳IC)が18日、報道関係者に公開された。工事はほぼ完成しており、事業主体である道の担当者は「空港直結を実現。(約36億円の)事業費以上の経済効果が出る」と胸を張った。

 新千歳ICは、既存の千歳ICから約4キロ南(苫小牧方面)に設置された。場所は、道道泉沢新千歳空港線と道央道が交差する千歳市泉沢地区。料金所は入り口、出口2レーンずつ(ETC=自動料金収受システム=搭載車用が各1レーン)で構成。太陽光発電やLED(発光ダイオード)照明を採用した。
 
 千歳市街地を経由せず空港に直行でき、札幌方面から空港までの所要時間は4分ほど短縮。道の担当者は「道央道で空港に向かう場合、千歳ICで降りると約14分かかるが、新千歳ICを経ると(千歳ICから)約10分」と説明した。これまで最寄りだった千歳ICから空港までは市街地に信号が多く、冬場は交通渋滞が起きることもあった。

 新千歳ICは地方公共団体が主体となって整備する国の地域活性化インター制度を活用。総工費36億円のうち26億円を道、残りをネクスコ東日本が負担し2010年6月に着工した。

 札幌建設管理部の佐々木亮千歳出張所長は「空港への円滑性、定時性が確保され、空港利用者の利便性が向上。北海道経済の活性化にもつながる」と強調。「(交通量の)増加状況次第では、周囲の交通網再整備も検討していかねばならない」と語った。

 8月3日午後3時に開通する。
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