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千歳・恵庭

高架下、バス乗降場室内化へ 再整備基本計画案まとまる-千歳駅前広場

2019/9/11配信

 JR千歳駅前広場の再整備基本計画案がまとまった。安全性や利便性を高めつつ、にぎわいを創出する「交流拠点づくり」で、概算の総事業費は約6億5000万円。西口広場のバス専用道路の廃止、高架下バス乗降場の室内化などを盛り込んだのが特徴だ。ただ、整備は財源の確保が課題で、現時点で事業スケジュールは確定していない。

 10日の市議会総務文教常任委員会(松倉美加委員長)で市が報告した。

 再整備の基本方針は「便利な交通とにぎわいが一体化した交流拠点づくり」。西口広場約5500平方メートル、東口広場約4000平方メートルなどの大幅な刷新で課題を解消し、「交通」「空間」「情報」をキーワードに機能の充実などを図る。

 西口広場はバス専用道路を廃止し、歩行者の動線を改善するのが最大の特徴。現在はステーションプラザ側の広場が専用道路で分断され、歩行者が道路を好き勝手に渡る「乱横断」が目立った。再整備で安全に歩けるようにするのはもちろん、にぎわい創出も見据えて開放的な空間にする。

 さらに高架下のバス乗降場も改修し、100平方メートル程度のガラス張り風除室を設ける。現在は吹きさらしで暗い、寒いなど市民からの評判も散々だった。室内化で明るく快適な待合環境が整うのに加え、専用道路の廃止との相乗効果で、東西広場へのアクセスも強化される。

 この他、西口広場では一般車専用レーンを設け、バスの乗降や動線と分離を図る。駐車場は長時間駐車などが課題だったため廃止する一方、一般車専用の乗降場を新設し、送迎利用などの回転率を上げて利便性向上につなげる。

 東口広場も一般車専用の乗降場を拡張するなど改善する。案内板などの多言語化もさらに充実させる。

 一方、再整備は財源の確保が課題で、事業着手の基本設計は「2020年度以降」との説明にとどめた。スケジュールは未定だが、再整備は15年度策定の市交通戦略プランで掲げ、えきまち空間ワークショップや市地域公共交通活性化協議会で議論を重ねるなど、実現は官民の悲願でもある。

 佐々木智企画部長は委員会答弁で「(北陽小分離新設など)大型事業が控え、明言できないが、早急に着手したい」と述べた。

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