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千歳・恵庭

本番さながら人命救助 地震想定し総合防災訓練-千歳市

2019/9/9配信

 千歳市防災会議(会長・山口幸太郎市長)が7日、市防災学習交流センター「そなえーる」を拠点に展開した2019年度総合防災訓練。メインとも言える訓練展示では、各防災機関・団体を中心に人命救助などを展開。直下型地震による被害を想定しながら、参加者がきびきびとした動きを見せた。

 今年の訓練は42機関・団体から約1200人が参加し、「助けられる人から、助ける人へ」を合言葉に各体験や講習、実動訓練を繰り広げた。同日午後の訓練展示は、石狩低地東縁断層帯による直下型地震を想定し、被災した町並みを再現して行った。

 倒壊した家屋や散乱するがれき、土砂崩れに巻き込まれた車両などを並べ、特殊メーク「ムラージュ」を施した負傷者役約30人を配置。頭や足から血を流したり、顔が土気色になったりした姿が、参加者はもちろん見学者にも「本番」を連想させ、自然と気を引き締めた訓練になった。

 市消防職員が外国人にスマートフォンの通訳アプリを使って話し掛け、応急手当や傷病者トリアージ(優先度の選別)を展開。家屋や車両に閉じ込められた負傷者を助けるため、陸上自衛隊第11普通科連隊、航空自衛隊第2航空団の隊員らが電動工具で穴を開けるなど実践的な展示も。日中に中学生が集団でできる協力を想定し、物資の搬送も担った。

 訓練後に参加機関・団体による研究会で訓練を総括。自助、共助、公助の役割などを再確認し、市総務部の塩屋十三参事監は「非常にいい訓練ができた。胆振東部地震を教訓に避難所開設の講習も行い、意識を高めることができた。毎年継続することが力になる」と話していた。

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