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千歳民報賞に故小林さんの小説「敗戦で失った友情」 千歳市民文芸賞は生見さんの詩に

2014/1/24配信

 千歳市民文芸の会(綾部清隆会長)は23日、第38回千歳市民文芸各賞の選考会を市内千代田町の市民活動交流センター・ミナクールで開いた。大賞となる「千歳市民文芸賞」には、市内福住の生見(いきみ)秀代さん(63)の詩「例えば眠れない夜私に与えて」が選ばれた。女性の大賞は第26回以来12年ぶりとなった。創作部門の受賞はなかった。表彰式は2月17日午後6時から、ホテルかめや(本町1)で行われる。

 選考会は綾部会長ら7人が出席。昨年12月に発刊された「千歳市民文芸第41号」掲載作品から、各賞が決まった。

 生見さんは、前回も「おやすみ 大人のための子守歌」で詩・短詩型部門賞を受賞している。大賞に選ばれた今作では「死」「老い」を終わりではく、秋の豊穣であると表現。選考委員から「死生の哀しみと論理を語り掛け、自己との対話が見事に表れている作品」と満場一致での大賞となった。受賞に際し「感謝の一言です」と生見さん。かつては、自身と詩について苦悩した時もあったと言うが「今になって肯定できる創作ができるように。今後も前を向いて活動に励みたい」と思いを語る。

 千歳民報社賞は、昨年12月に亡くなった小林唯義さん(享年81)の小説「敗戦で失った友情」が選ばれた。同作は、北海道新聞社賞も同時に受賞。戦中・戦後の炭鉱のまちを舞台に、主人公の少年の成長と友情、周囲の人々との関わりが活写されている。「当時の知られざる一面も描かれている。現在の社会にも通じる人と人との生身の交流がある」と講評を受けた。

 部門賞は次の通り。▽詩・短詩型部門 短歌「窓」北島裕子さん(58) 俳句「春泥」竹内釼一さん(79)▽ノンフィクション・エッセー部門 随想「そして、生きてゆく」今美音子さん(31)

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