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まちづくりの基盤に ファシリテーターを育成-まちスポ恵み野

2019/8/13配信

 NPO法人まちづくりスポット恵み野(泉谷清代表理事)は今月から、地域や企業、教育などさまざまな場面の会議をより円滑に進めるための手法「ファシリテーション」を学ぶための講座を、フレスポ恵み野=市内恵み野=内の交流スペースで展開中だ。有意義な意見交換ができる土壌を市民レベルで形成したい考えだ。

 ファシリテーションとは、会議で発言を促し、スムーズな議論ができるよう話の流れを整理、認識の一致を確認するなどして話し合いを進める方法。進行役の「ファシリテーター」が参加者に質問をするなどして介入し、会議が効果的に機能するようかじ取り役になる。

 講座は9日からスタートし、来年2月まで月1回ペースで実施。8、9両月は入門講座として、NPO法人ファシリテーションきたのわ(札幌)の代表理事、宮本奏さんが基礎を教え、10月以降は、市内の中学校や町内会の会議などを実技として行う計画だ。

 初回は市内と近郊から14人が参加。有意義な意見交換と決定が可能な会議の進行を担える人を育成することで、自治体をはじめ、企業や団体、町内会、教育現場などの「会議の質」を向上させるファシリテーションの役割について基本的な学習を行った。この後、3~4人程度の小グループに分かれ、「困った会議」と「理想の会議」をテーマに話し合った。

 前者では「資料を読み上げるだけ」「意見が出ない」「目的からそれてしまう」といった声が上がり、後者では「参加したくなる」「目的が明確」「必要な情報が共有されている」など、合理的な会議のイメージを具体化した。

 宮本さんは「ファシリテーションをまちづくりの基盤に」と勧めて「取り入れると、自分たちで自分のまちのことを決めるという市民自治につながる」と強調した。

 まちスポ恵み野の久保純一理事は「ファシリテーションを知っている人が増えて、さまざまな場面の会議が変わってほしい。講座を通じて参加者同士の横のつながりも生まれたら」と期待を込める。

 次回の講座は9月13日午後6時~9時。板書のこつや「対話と議論」などがテーマで初参加も受け付ける。問い合わせ、申し込みは、まちスポ恵み野 電話0123(39)2232。

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