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千歳・恵庭

高齢者手作り、焼き菓子を販売へ 喜びや、やりがい創出-デイサービス・おしゃべりサロン

2019/7/10配信

 恵庭市本町のデイサービス、おしゃべりサロン(平間秀子管理者)は、リハビリの一環として利用者が手作りした焼き菓子を今月中にも販売する計画を進めている。介護施設としては珍しい取り組みで、同サロンは「購入して食べてもらうことで、作るだけでは得られないやりがいや喜びを感じてもらえる」と期待を込める。

 同サロンは、看護師で介護支援専門員の平間さんが2014年に立ち上げ。一般住宅をリフォームした家庭的な雰囲気の施設で、現在は要支援・要介護1~4の高齢者が利用。「日常生活の行動すべてがリハビリ」と捉え、利用者が洗った後の食器を拭いたり、洗濯物を干したりする。車いすや介護機器の利用は最小限にとどめ、身体機能を生かした介護に取り組む。食事も最初からペースト状にはせず、一般的な食事に近づけて食事を楽しめるようにしている。

 焼き菓子の販売は同サロンにとって初の試み。やまぐち食品=市内戸磯=から協賛としておからの無償提供を受けて準備を進めている。「おからクッキー」と「おからのパウンドケーキ」の2種類で、価格は1個100円程度を予定。

 クッキーは、おからを主原料にしたもので、甘さは控えめ。ハートや飛行機、サクラなどをかたどった。パウンドケーキは、一般的なスポンジ状とは異なり、チーズケーキのようなしっとりとした食感が特徴。利用者が材料の計量からラッピングまで手作業で行うため大量生産はできないが、市役所内や市社会福祉協議会での販売を計画中だ。

 利用者と職員、ボランティアスタッフが協力し、4日にクッキーを試作。利用者はエプロンとビニール手袋を着用し、クッキーを形成した。平らにのばした生地を丁寧に型で抜く作業は頭と指先を使うリハビリになっている。

 平間さんは「作業が難しいと思われる方でもやってみるとできたので、職員にとって大きな発見。利益が出たらお食事会を開くなどして利用者の方々に還元したい」と述べた。

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