9

18(水)

胆振の
明日の天気

晴れ時々曇り

21 / 14

千歳・恵庭

新千歳、発着枠拡大へ本格協議 菅長官、検討加速を指示

2019/7/10配信

 新千歳空港の発着枠拡大に向けた協議が本格的に始まった。増え続ける航空旅客の受け入れ体制を増強するため、鈴木直道道知事が9日、早期の拡大を菅義偉官房長官に要望し、菅長官が関係省庁との調整を含めた検討加速化の指示を出した。実現すれば現行の日中時間帯(午前7時~午後10時)1時間当たり42回となった2017年3月以来。発着枠数と開始時期は今後、国が正式に固める。

 鈴木知事は、9日に訪れた首相官邸と国土交通省で新千歳について「外国人をはじめ多くの観光客が訪れ、受け入れが限界に近づいている」と現況を伝え、可能な限り早い時期の発着回数の拡大と受け入れ体制の整備を要請。菅長官はできるだけ早く拡大を実現するよう指示したという。空港管制業務は航空自衛隊が担当しており、防衛省との調整が必要になる。

 国土交通省新千歳空港事務所によると、6月で全42回の離発着が行われているのは約20時間分。航空会社から日中時間帯に48~49便の希望が出され、他の時間帯に振り分けているという。新たな発着枠数はこうした航空会社の過去の希望に基づくとみられ、50回前後の可能性もある。

 新千歳の日中発着枠は17年3月開始の夏季ダイヤで32回から10回分増えた。旅客数の伸びを支えるように離着陸便数も増え、17年4月から19年4月までの2年間で国際線は41%、国内線は4%の増加となった。

 千歳市の佐々木智企画部長は国から報告を受けていないとしつつ、「発着枠拡大は空港活性化、需要拡大につながるので市としても歓迎。現時点で拡大枠は明らかでないため、市民生活に影響がないか注視し、引き続き情報収集に努めたい」と話した。

 受け入れ体制の整備要望は地上支援業務やCIQ(税関、出入国管理、検疫)の増強。拡大する発着枠に対応できる支援を求めた。

週間ランキング

集計期間 09/11〜09/18

お知らせ

受付

苫小牧民報社から