えこりん村、バラ祭人気集める 撮影会や観察会など多彩に
2019/7/9配信
恵庭市牧場のテーマパーク「えこりん村」は、バラ祭を開催している。同村ではバラが最盛期を迎えており、フラワーシャワー撮影会といった各種イベントを展開中。多くの入場者でにぎわいを見せている。
同村にはジャムに使う食用バラの「ウィリアム・シェイクスピア」「レディー・エマ・ハミルトン」など、700種類、5000株のバラが咲いており、今月中旬までが見頃。銀河庭園内にあるロズビィのバラ畑、ローズガーデンは優雅なバラの香気に包まれている。
バラ祭は6月29日にスタート。初日や2日目はぐずついた天気だったが、今月6、7の両日は青空が広がり、銀河庭園の利用者は2日間で計2400人に上った。
貸し出されたドレスを着て、ロズビィのバラ畑でバラの花びらと共にカメラマンに撮影してもらうフラワーシャワー撮影会は大盛況。会場には童話の世界を切り取ったような光景が広がり、札幌市から両親と訪れた相馬柚月さん(7)は「本物のお姫さまになったみたいで幸せ。すごくいいです」と大喜び。
両日はローズソムリエ小山内健さんによる講習会やローズガーデンの観察会もあり、参加者は剪定(せんてい)や管理のポイントを学んだ。札幌市在住の会社員立田彩菜さん(32)は熱心にメモを取りながら話に耳を傾けており「ローズガーデンのバラは色がとても鮮やか。北海道ならではの育て方を教えてもらえたので、悩みが解消しそう」と話していた。
バラ祭は15日まで。今後も各種イベントを予定しており、13、14の両日には、ピアノと歌の庭園演奏会が午前11時と午後2時に予定され、料金は無料。フラワーシャワー撮影会も13~15日に午前9時半から同11時に開催され、1組1800円で10分程度撮影が可能。定員は1日15人で、公式サイトからの予約が必要となる。
13日には吉谷桂子さんによる講演会と、銀河庭園の観察会が行われる。講習会は無料で希望者は当日直接ウェルカムセンターへ。同庭園の観察会は2500円(年パス会員は1500円)で、ホームページからの予約が必要。
バラ祭期間中は管理スタッフが庭園を案内する「ローズツアー」を行うほか、ロズビィのバラ畑内にあるカフェで、バラを使ったスイーツも販売する。
詳細はホームページ参照。