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千歳・恵庭

シンボルマーク募集、啓発資料に活用へ 千歳市民憲章制定40周年記念

2019/7/9配信

 千歳市民憲章が今月1日、制定から40年の節目を迎えた。豊かな人間性と郷土愛に満ちた市民像を理念とする憲章を「千歳市民の道しるべ」と呼ぶ人もいる。市は節目を機にシンボルマークを募集するなど、一層のアピールと浸透を図る方針だ。

 憲章は、千歳市開基100年(1978年)を記念する事業として、76年10月に市が記念事業協議会に答申。同年12月の答申を受け、77年10月に11人の委員で構成する制定委員会が発足した。委員会が草案をまとめ、市議会での議決を経て78年7月1日に制定・告示された。

 「郷土の発展と、お互いのしあわせ」を願う市民像を描いた前文と全5条で構成。新千歳市史通史編下巻によると、77年に市が行った市民意識調査の結果も盛り込まれた。市民からは当地の美しい自然への思いに加え、お年寄りや子供が大切にされること、市民一人一人が健康で明るく住みやすい都市などの理想が寄せられたという。

 制定10年後の89年には開基110周年記念事業の一環で、市立図書館に近い青葉公園内に憲章の理念、「希望」「健康」「自然」「連帯」「愛」をイメージした5体のブロンズ像を設置。憲章の全文は市役所や図書館をはじめ、人目に触れやすい市内の公共施設にも掲げられている。

 千歳市民憲章推進協議会(山田律子会長)では毎年、中学1年生を対象にした普及作文コンクールを主催。また啓発用クリアファイルなどを児童・生徒に配るなどして、若い世代への浸透を図っている。

 山田会長は「市民憲章は市民の道しるべ。前文を読むと涙が出てきます」と言い、「憲章の理念は市民みんなで取り組むもの。声に出して読んでみると、ずんと心に響きます」と思い入れをにじませる。

 同協議会は憲章40周年の節目に合わせて、記念事業としてシンボルマークを市民から募集する。憲章の文章から連想できるマークを市民から募り、パンフレットなど啓発用資料に活用する。事務局の二階堂真弥さん(32)は「応募を機に千歳での暮らしを見詰め、『住み続けたい』と思うきっかけにしてもらいたい」と話す。

 募集期間は16日から10月15日まで。資格は市内に在住か通勤・通学する人。最優秀賞(1人)には5万円、優秀賞(1人)には1万円の賞金と記念品が贈呈される。

 詳細と問い合わせは、千歳市市民生活課内の同協議会事務局 電話0123(24)0183。

 

千歳市民憲章

 世界をつなぐ 北の大空。
 千歳川の 清い流れ。
 開拓ここに一世紀。
 私たちは、誇りある千歳市民です。
 郷土の発展と、お互いのしあわせを願い、
 この憲章をかかげて、力強く前進をつづけます。

一 心身をきたえ、仕事にはげみ、明るく 若々しい まちにしましょう。
一 自然を愛し、季節に親しみ、快く 楽しい まちにしましょう。
一 きまりを守り、力を合わせて、美しく 住みよい まちにしましょう。
一 年寄りを敬い、子どもの夢をはぐくみ、温かく 平和な まちにしましょう。
一 文化を育て、希望にみちた 豊かな おちついた まちにしましょう。

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