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千歳・恵庭

島松駅、バリアフリー化実現へ 多機能トイレやエレベーター設置

2019/6/22配信

 今年度から2カ年計画で行うJR島松駅のバリアフリー化工事で、道運輸局は今月、補助金の交付をJR北海道に内示した。事業計画策定のめどが立ち、実施主体のJR北は順次設計業務などに着手する見通しだ。

 恵庭市議会第2回定例会本会議の一般質問で、市川愼二氏(清和会)への答弁で明らかにした。

 市とJR、道運輸局の3者による協議会がこれまでに合意した事業計画案によると、工事は3カ所ある乗り換え跨線(こせん)橋へのエレベーター設置、駅舎内への多機能トイレ新設、車椅子対応券売機と自動ドアや手すり設置などが盛り込まれている。今年度は実施設計と、乗り換え跨線橋に設置するエレベーターの製作を行い、来年度に本格的な改修工事を行う予定だ。

 事業費は約4億6000万円の見込みで、市、JR北、道運輸局がそれぞれ3分の1ずつ負担する取り決め。初年度にかかる費用は約8700万円で、市は2900万円を今年度の当初予算に計上。国がJRに交付する補助金もほぼ同額とみられる。

 JRは駅利用者の意見を踏まえて同案を精査し、7月上旬に予定されている3者協議会を経て、正式に事業計画を策定する見通しだ。原田裕市長は「島松住民の悲願である本事業がいよいよ道運輸局、JRの協力で着手する段階に至った。本事業の後には、駅周辺整備が控えているが、まずはJR島松駅のバリアフリー事業が計画通り完成するよう、精いっぱい努力する」と述べた。

 同駅バリアフリー化工事は市長の3期目の重要公約の一つ。市は2011年にJR北海道と協議を開始し、自由通路や複合施設などとの一体的整備を提案したが、財政負担が膨らむ見通しとなったため、15年10月に白紙撤回した経緯も。

 市はバリアフリー化を一体的整備計画から切り離し、早期実現をJR側に求める方針に転換しており、JRは18年1月にバリアフリー化を進める方針を3者協議会で明らかにしている。

 同駅は島松仲町に所在する、恵庭北高の最寄り駅。市が公開している統計によると、1日当たりの平均利用者数は15年が3873人、16年が3846人、17年が3868人。

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