春の日差し浴び順調 ビート苗定植作業進む-千歳・恵庭
2019/5/8配信
農繁期を迎えた千歳、恵庭の農家は恵まれた天候の下、今季の作業を進めている。千歳市新川の農家北川祐樹さん(45)の畑でもビート苗の定植が穏やかな春の日差しを浴びて順調だ。
北川さんはビートや種バレイショ、小麦、小豆、ブロッコリーを栽培する畑作農家。
ビートの作付けは前年と同じ5ヘクタール。3月15日に種まき。雪解けが進み、育苗は順調で、定植は5月2日に始まった。定植は毎朝6時にスタート。5日には終わり、いまは今季2回目のブロッコリーの種まき作業中。
昨年は、長雨と低温・日照不足の影響で収量が軒並み前年を割り込んだが「唯一ビートだけは収量、糖度ともに良かった」と話す北川さん。今年について「収量目標は10アール当たり7トン、糖度は18度超。夏は天気が続いてほしい」と期待を込める。