色とりどり春の花出荷 5月までに35万株-恵庭のサンガーデン
2019/3/27配信
恵庭市西島松の花苗生産大手、サンガーデン(土谷秀樹社長)で春の花の出荷が本格化している。同社のビニールハウス内はまるでお花畑で、道内各地に一足早い春を届けている。
同社は花苗生産の道内最大手。恵庭の西島松、盤尻にビニールハウス約10ヘクタールを構え、毎年花の苗500種以上、300万株以上を生産し、ホームセンターや園芸店などに出荷している。
今年は4日にパンジーやビオラなどの出荷がスタートし、ゴールデンウイークごろまでに約35万株を出荷する。花は出荷を随時行えるよう、昨年11月の種まき段階から調整し、数回に分けて栽培時期をずらしている。
パンジーなどは寒さに慣らしながら生産、出荷しており、外は雪景色でも日中はハウスを開け放ち、雪原と花畑のコントラストが広がる。山口展正専務は「うちの花は丈夫で、きれいに咲いてくれる」とアピールする。
4月1日に西島松のガーデンショップも営業を始める。問い合わせはフリーダイヤル (0120)980386。