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千歳・恵庭

文教堂千歳店、突然の閉店に市民驚き 入居条件合わず3月17日営業終了

2019/3/1配信

 千歳市内で最大規模の書店、千歳ステーションプラザ=千代田=3階の文教堂千歳店が17日で営業を終了する。同店を運営する文教堂グループホールディングス(本社川崎市)は顧客にわび、「契約満了に伴う閉店。今後については現時点では未定」としている。長年親しんできた利用客は突然の閉店に驚き、惜しんでいる。

 同店は2005年5月に幸町の千歳タウンプラザ地階に開業。その後、10年3月に現在地に移転した。現在の書籍数は約20万点、面積1320平方メートルという大規模書店の営業形態。ステーションプラザを管理・運営するセントラルリーシングシステム(札幌市)は「入居継続の条件が折り合わなかった」としている。

 書店業界は全般的な活字離れに加え、本のネット通販、電子書籍の台頭などにより、書籍・雑誌の売り上げは07年をピークに低落傾向。こうした中、同店は文庫、文芸書や専門書、雑誌やコミックまで幅広い品ぞろえを誇った。教科書や参考書、CD・DVD、文具・事務用品、画材も扱い、札幌市以外で立ち寄れる大規模店として親しまれてきた。同社の担当者は「業界でも売り上げの落ち込みが少ない、当社の中で重要な店舗。閉店は苦渋の選択」と説明する。

 まちの文化度のバロメーターといわれる書店。質と量がそろった店舗の撤退に顧客は残念そうだ。

 親子で利用している市内若草在住の50代主婦は「品ぞろえ豊富な書店がなくなるのは寂しい」と話し、娘が高校の美術部員という清流の40代主婦も「他店で取り扱わない中和剤や紙パレットなどの画材がそろっていた」と残念がる。

 文教堂は、新千歳空港国内線旅客ターミナルビルの2店舗合わせ道内に19店。国内に161の店舗(2018年8月現在)を構える。

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