氷濤まつり閉幕。入場26万人 花火彩り、踊り締めくくる-支笏湖
2019/2/18配信
2019千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委主催)が17日、最終日を迎えた。ステージでは市内和太鼓団体によるいなせな演奏が聴衆を盛り上げ、ライトアップされた氷像の上空に咲いた花火が夜空を彩った。1月25日の開幕以来、期間中の入場者数は昨年より2万人多い26万人となった。
冬の千歳を彩る41回目のロングランイベントのフィナーレを惜しむように大勢でにぎわった。ファイナルステージと銘打ち、清流長都太鼓、千舞泉美太鼓、千歳機甲太鼓、地元の支笏湖国際太鼓と同太鼓ジュニアがステージで演奏を繰り広げた。
盛り上がりが最高潮を迎え、ステージ上で子供も大人も入り交じり、軽快な音楽に合わせてみんなで踊る一幕も見られた。
最後の「冬の支笏湖・花火の世界」では、音楽に合わせて夜空を光の大輪が飾る演出があった。サザンオールスターズ「東京ビクトリー」のアップテンポな曲調に合わせて次々と打ち上げが続き、一青窈の「ハナミズキ」では、しっとりとしたバラードのリズムに合った花火でフィナーレとした。
まつり実行委の福士國治委員長は「天候に恵まれ多くの人に来ていただいた。来年も新たな感動を与えられるような氷像を作りたい」と話していた。