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千歳・恵庭

花の拠点整備始動へ 原田恵庭市長・新春インタビュー

2019/1/9配信

 恵庭市の人口は2019年に7万人の大台に到達すると推計されている。民間活力を導入したまちづくり推進事業が加速し、観光振興の目玉となる花の拠点整備もいよいよ着工に向けて動きだす。市制施行50周年を1年後に控え、恵庭の新時代への転換点となる今年の展望を、かじ取りを担う原田裕市長に聞いた。

 ―昨年は災害対策でさまざまな課題が浮上した。

 地震があってすぐに、職員が招集しなくても速やかに集まってくれたのはよかった。ただ、そこから市民への情報発信がなかなかうまくいかなかった。どこに避難すればいいかがうまく伝わらなかったり、避難所運営も特に若い職員は慣れない対応があったりしたのは反省点。本部訓練や総合防災訓練に生かしていきたい。

 備蓄の面でも発電機が不足していた。冬だったらどうだったかと思うと、ストーブの数も十分かなど、見直す部分がいろいろ見つかった。

 ―大型事業を積極的に展開している。

 昨年4月にオープンした複合施設えにあすの入場者は11月までの8カ月で公共部分と民間部分を合わせて30万人を超えた。予想以上に多くの市民に利用してもらいありがたい。

 花の拠点整備も、道の駅と農産物直売所の工事がいよいよ始まる。新しいホテルもできる。さまざまな動きが出てきて、変化が目に見えるようになる。4月から道の駅の運営事業者が変わり、花の拠点の総括管理運営会社もこれから立ち上がる。イベントやツアーなどさまざまな仕掛けで市内観光につなげていく。

 ―恵庭の魅力を内外にどう発信していくか。

 発信も大事だが、基本は魅力をつくること。ユーザーのニーズは多様で、それに一つひとつ応えていくのが行政の仕事。暮らしやすいまちをつくり、それをアピールしていく。恵庭にはいろいろな産業と職場がある。大学や専門学校など学ぶ場もある。市民活動も盛ん。それらをいろいろなメディアで、インターネット、SNSも含めて発信していく。

 ―市内企業の人手不足が問題となっている。

 恵庭には大学や専門学校で学ぶ若い人たちがいるが、卒業後は市外に就職してしまう。恵庭には優良な企業がたくさんあるのに、どんな企業があるか知られていない。自分に合う仕事がないと思われている。ここをどうマッチングさせていくか。学校の進路指導の先生と、市、商工会議所、ハローワークで話し合い、説明会やインターンシップなども開いている。

 市内に居住する外国人が増えており、入管法改正で特定技能労働者も増えていく。その受け皿もきちんと考えないといけない。海外から来て働いている人にも恵庭はいい所だと思ってもらいたい。企業も地域も努力して、溶け込んでもらう必要がある。市からも働きかけていく。

 ―市制施行50周年に向けて。

 来年が市制施行50周年に当たり、今年から担当部署や実行委員会の組織をつくって記念事業に向けて準備していく。50周年は半世紀の大きな区切り。まちの歴史をしっかりと振り返り、これからどういうまちにしていくか市民と確かめ合えるような年になれば。
 記念事業は恵庭の子どもたちにとってふるさとの思い出になるようなものにしたい。市民がふるさとに誇りを持てるようなものをこれからもつくり上げていってほしい。これまでの歩みを思いながら、これからの恵庭市がどうなっていくのがいいか、市民と考える場にすることは意義があると思う。

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