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5、6日のUターンラッシュ直撃 新千歳空港が大雪影響で混雑

2019/1/7配信

 年末年始を道内で過ごした人によるUターンラッシュが続く新千歳空港は5、6の両日、大雪の影響をまともに受けた。国土交通省新千歳空港事務所によると、初日は105便が欠航し、30分以上の遅延が117便で発生したほか、約2000人がビル内で一夜を過ごした。欠航便の振り替え運航を待つ旅客などで混雑は6日も続き、約50人が夜間も空港で寝泊まりした。

 札幌管区気象台によると5日から冬型の気圧配置が強まり、千歳、恵庭の石狩南部地域には日本海側からの北西の風で雪雲が連続して流れ込んだ。気象庁アメダスが観測した同日の新千歳空港降雪量は24センチ。恵庭島松も24センチで共に道内一となった。

 同事務所は5日は午後4時ごろ、6日は午後7時45分ごろから2本ある滑走路を交互に閉鎖して除雪作業を展開した。

 5日の滞留者は新千歳空港ターミナルビルディングが配った毛布で暖を取って過ごした。実家の洞爺湖町から単身赴任先の香川県に戻ろうとしていた会社員男性(60)は「あすから仕事始めの予定だったが、予約の振り替えができず8日に帰ります」と疲れた様子。埼玉県に戻る予定だった主婦(41)は「空港に寝泊まりなんてひとごとだと思っていた」と嘆いた。

 さらに日曜の6日は17便が欠航したほか、261便が30分以上遅延。国内線ターミナルビル2階の出発カウンター前には長蛇の列ができた。

 降雪量は同気象台によると新千歳空港5センチ。恵庭島松は18センチで深川と並ぶ道内一タイ。

 同事務所によると7日は、午前9時までに7便が欠航または欠航を決めた。

 雪は朝方まで降り続き、新千歳空港の7日午前9時までの降雪量は1センチ。恵庭島松は13センチで道内一となった。

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