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北陽小、今年も日本一。児童数1472人 千歳市人口に対し異例の大規模校

2018/12/26配信

 千歳北陽小の今年5月1日時点の児童数が1472人となり、公立小学校(義務教育学校を除く)で日本一になったことが25日に分かった。同日文部科学省が公開した2018年度学校基本調査の結果によると、児童数1400人以上の公立小学校は同小のほか、埼玉県、静岡県の政令指定都市にそれぞれ1校ずつ所在。本紙が調べたところ該当する両県内の小学校は北陽小の児童数を下回っていた。

 学校基本調査は教育行政の基礎資料作りを目的として、毎年5月1日付の学校数、在学者数、教職員数などに関する統計調査。小学校の「都道府県別児童数別学校数」の項目をみると、1400人以上の公立小学校は全国で3校、1300~1399人は8校あった。個別の学校名は記されていない。

 現在41学級の北陽小は本紙の調べによると、前年度から75人増。2番目に児童数が多いのは、さいたま市にある美園小で前年度比79人増の1443人。3番目は浜松市の内野小で33人増の1400人だった。

 今年12月にまとめたランキングによると、上位校があるのは人口100万人を超える大都市がほとんど。千歳市の人口9万7000人は上位10校の自治体の中で最少で、10万人近くの規模の自治体に1500人近い児童数の小学校があるのは異例だ。

 北陽小は1994年に開校。当時の児童数は405人だったが、校区内のみどり台地区など、周辺では農地が新興住宅地に転じ、子育て世代を中心に人口が増えたことなどから児童数は右肩上がりになった。

 同校によると、年度開始時の児童数は2010年度に1000人を超えて文部科学省が定める「過大規模校」(31学級以上)に分類された。15~17年度は1350~1400人の規模で推移しており、体育館やグラウンド、校舎が狭くなっている。昨年度の学校基本調査では1397人に上って図らずも日本一となった。

 千歳市教育委員会は1998年から4度にわたる増築で対応したが、今年2月、児童過密の抜本的な解消に向け、同校を分離新設する方針を打ち出している。分離校は、みどり台北5の公共施設用地に建設し、開校予定は2022年度。校区を市道東6線で分ける。推計によると分離校は19学級でスタートし、一定期間「標準規模校」(12~18学級)を維持。建設事業費は36億7000万円を見込み、来年11月にも学校名を決める予定だ。

 北陽小の児童数増加について宮崎肇教育長は「分離校開校に向けて基本構想策定委員会で議論を進める。22年4月の開校に向けてスケジュールに沿って作業する」と話している。

児童数の多い学校一覧
順位  学校名       児童数(5月1日現在)
(1) 北陽小(北海道千歳市)    1472人
(2) 美園小(さいたま市)     1443人
(3) 内野小(浜松市)       1400人
(4) 新田小(東京都足立区)    1398人
(5) 西山小(名古屋市)      1394人
    中山小(鹿児島県鹿児島市)  1394人
(7) 大砂土小(さいたま市)    1385人
(8) 市場小(横浜市)       1344人
(9) 青葉はつが野小(大阪府和泉市)1323人
(10)大久保小(兵庫県明石市)   1321人
※義務教育学校は除く

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