ウラル航空、ウラジオストク-新千歳に就航 中国、ロシアの観光客狙う
2018/12/22配信
ロシアのウラル航空(本社エカテリンブルク)が21日、初の日本路線としてウラジオストク―新千歳線に就航した。エアバス320型機(計156席)を使い、火曜と金曜の週2往復する。ロシアや中国東北部からの観光需要を主軸に据える。
同路線の飛行時間は約2時間。第1便は同日午後8時20分ごろに着陸し、北海道などの関係者が利用者を出迎えてパンフレットなど記念品を手渡した。2019年1月20日からは日曜も加え、週3往復となる予定。
同社はエカテリンブルク国際空港などを拠点に欧州や中東へ展開。新規路線の候補にロシア極東から近い日本が挙がり、観光人気の高い北海道を最初の就航地に決めたという。
同社日本代表事務所の羽田ダッシュ代表は「日ロの経済協力が進みそうな中、日本に行きたいロシア人は多い」と説明。「新路線が互いの交流のきっかけになれば」と期待を込める。