つやつや輝くチキン クリスマス向け薫製の製造ピーク-千歳ハム
2018/12/13配信
北海道千歳ハム(鈴木良夫社長)=千歳市上長都3=では、クリスマス向けの薫製商品「スモークチキン」「スモークターキー」「スモークレッグ」の製造がピークを迎えている。
年末年始を控えるこの時期は一年で一番の繁忙期。50人の従業員が連日、製造に従事している。
サクラのチップで2時間から3時間かけていぶした200個の「スモークチキン」をつるした台車が薫煙室から運び出された。つやつやと輝くチキンはそのまま冷蔵庫へ運ぶ。熱をさました後、包装する工程だ。
薫製商品の製造は11月下旬にスタート。道内や東北、関東に出荷されている。忙しさは今月20日ごろまで続くという。
同社の担当者は「胆振東部地震の影響で今年の製造は前年度並み」としながらも「需要は右肩上がり。リピーターが多く、口コミで顧客が増えています」と語った。
同社のスモークチキンは1個980円(税別)、スモークターキーは4500~5000円(同)の価格帯。同工場の直売店では15日から恒例の「年内最終セール」を30日まで展開する。