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千歳・恵庭

災害への備え、対策紹介 コーナー充実、市民啓発続ける-千歳・そなえーる

2018/12/6配信

 千歳市北信濃の市防災学習交流センター「そなえーる」は、9月6日の胆振東部地震発生後、防災コーナーの充実を図っている。大規模停電が市民生活に影響を与えたのを踏まえ、パネルや防災グッズなどを通して、日頃の備えや非常時の対策などを紹介。地震発生から3カ月、同センターは「市民に啓発したい」とコーナーの追加や更新を不断に続けている。

 地震発生の2週間後ぐらいから随時、防災に関する展示の追加や更新を行ってきた。パネルなどによる説明が中心で、日頃の備えの大切さを啓発したり、有事を乗り切る生活の知恵を紹介したり。身近なものを活用することで、停電など非常時を乗り切るすべなども伝えている。

 一連の充実で最初に登場したのは、非常食に関する展示コーナー。日常の食品を多めに購入し、切らさず買い足す行為を繰り返す「ローリングストック」の考え方を説明している。同センターは「この方法なら普段食べているものが、災害時でも食卓に並ぶ」などと提案している。

 10月には「100均で準備できる防災グッズ」などのコーナーがお目見え。水を入れたペットボトルをランタンにする方法や、単3電池に紙などを巻き付けて単1、単2電池に代替する方法、レジ袋やタオルを使った簡易おむつの作り方など幅広い内容になっている。

 11月からは千歳民報社の協力で、地震発生当日に発行した本紙、号外の計7枚をA1判のパネルにして展示。発災当日の新千歳空港ターミナルビルなどの様子に、訪れた人は「こんなにすごかったんだ」「停電だったのに新聞が出せたんですね」などと認識を新たにしている。

 さらに11月下旬からペットを連れて避難するためのポイントなどを紹介したコーナー、避難所について解説するパネル展を追加した。来年1、3月には毎年恒例の厳冬期の避難所生活体験も予定しており、同センターは「胆振東部地震を風化させてはいけない。冬こそ備えがより必要になる。地震と停電を教訓に市民に啓発していけたら」と強調している。

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