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千歳・恵庭

農産物直売所・花野菜の売上高過去最高に 25日で今季営業終了、売り尽くし

2018/11/22配信

 恵庭市南島松の農産物直売所・花野菜(かのな)は今年、年間売上高が2年ぶりに過去最高を更新した。9月の台風や胆振東部地震を逆ばねに、秋は気温が高い日が続いたことも奏功し、20日現在で4億8000万円を超えた。25日に今季の営業を終えるが、新保孝店長は「感謝の気持ちを込めて売り尽くしセールを行う」と話している。

 花野菜は道と川の駅・花ロードえにわに併設し、恵庭かのな協同組合(生産者69戸、桑山正人理事長)が運営している。2007年に生産者が任意団体で開業し、15年から現組合に組織を改めた。年間売上高は16年まで右肩上がりで、同年に過去最高の約4億6800万を記録。17年は豊作による値崩れなどで、初の前年割れとなる約4億6300万円にとどまった。

 今年は4月1日から20日までの売上高は約4億8100万円。9月の台風や胆振東部地震の影響で、トウモロコシなど一部の野菜は塩害に見舞われ、大規模停電で地震発生当日は休業に追い込まれた。開業以来まれにみる危機だったが、新保店長は「生産者が協力しながら『(消費者に)野菜を届けたい』と取り組んだ」とチャンスに変えた。

 自家発電機を用意して迅速な営業再開を目指し、未成熟な野菜は価格帯を下げて対応した。地震発生翌日には施設が通電し、通常通り営業を再開して買い物客が殺到。一日の売上高が400万円を超えた日もあり、新保店長は「地震翌日は『やっていない』と思われたようで客足が伸びなかったが、すぐに札幌からも買い物客が訪れた」と振り返る。

 さらに今秋は気温が高めで推移したため、カボチャなどの秋野菜、ダイコンやハクサイなどの越冬野菜が潤沢。今季は25日で営業を終えるが、例年は最終日とその前日に「売り尽くしセール」を設定しており、「畑にあるものを全部出して、文字通り売り尽くしたい。時間帯によっては半額ぐらいにするものもある」と話している。

 花野菜の営業時間は午前9時~午後5時。

 詳細は同店 電話0123(36)2700。

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