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新千歳から実証飛行、小型機「ホンダジェット」 地方空港との接続に需要も

2018/11/5配信

 ホンダの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が3日、新千歳空港を発着地に実証飛行を実施した。飛行を通じて消費燃料量をはじめデータを収集。主催団体のアジア太平洋空港会議(APAC、東京)は新千歳を中核として道内地方空港を同機で結ぶビジネスモデルの構築を将来像として描く。

 今回使われたのはミャンマーの実業家マイケル・マー氏が所有する機体。2日に羽田から新千歳に着いた。APACは航空会社や空港関連工事を手掛ける民間企業などを支援している。同機が新千歳に飛来するのはデータを集める実証として初という。

 実証飛行では正副操縦士のほか、恵庭や千歳などを拠点とするAPACの関係者ら5人が搭乗した。操縦士を含め定員は7人、全長13メートルほどの小ぶりな機体が大型旅客機の間を縫うように誘導路を進む。2基のエンジンで離陸した後は日高方面へ向かい、十勝管内新得町の上空で折り返して約40分で新千歳へ戻った。

 同機の航続距離は約2300キロ。従来の大型機より高い高度を飛行し気流の乱れを受けづらく、安定して飛行できる。2015年12月に型式証明を米国で取得し、注文客への引き渡しが始まった。日本では19年の納入を予定する。

 実証地域に北海道を選んだ理由は、就航路線が集中する新千歳と需要の限られる道内地方空港のバランスにある。新千歳―道外主要空港間は羽田線を中心に大手航空会社や格安航空会社(LCC)で結ばれているが、APACでは新千歳―地方空港間の接続に充実の余地が残るとみる。道外から地方空港を直接目指す需要も見据える。

 三塚英俊理事は「バイヤーが真っすぐ地方に来て、朝に取れた新鮮な魚介類などをその日の夜にアジア圏のレストランで出すこともできる」と例を挙げ、「これまでなかったビジネスができる。それを千歳から始めたい」と意欲を語る。

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