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アフリカ各軍に重機操作の指導終える 任務完遂し第3施設団隊員帰国-南恵庭駐屯地

2018/10/27配信

 陸上自衛隊がアフリカ諸国の軍隊に重機の操作などを指導する「アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト」で、7月からケニアに派遣されていた第3施設団指揮下の19人が26日、指導を終えて帰隊した。団本部がある南恵庭駐屯地で帰国行事が開かれ、隊員らは「任務をしっかり完遂できた」などと充実した表情を見せた。

 同プロジェクトは、陸自による能力構築支援事業の一環。PKO(国連平和維持活動)に参加するアフリカ諸国の軍隊を支援するため、ケニアのナイロビにある国連施設の国際平和支援訓練センターに隊員を派遣し、重機の操作や整備を教えている。派遣は2015年の試行を経て、16年から今回まで計6回で、北部方面隊からは初めてだった。

 今回の派遣は隊員20人で、うち19人が第3施設団指揮下の部隊所属で、第13施設群(登別)が中心。7月30日から10月19日までの3カ月弱、ガーナ、シエラレオネ、ナイジェリア各軍の40人に、ロードローラーやショベルカーなど重機5種類の操作を教え、いずれも中級程度の技量を身に付けさせたという。

 26日に隊員19人が新千歳空港に到着。田浦正人北部方面総監、第3施設団の遠藤充団長をはじめ、同僚や家族ら50人以上が出迎える中、派遣を終えた隊員は敬礼しながら、晴れ晴れとした表情で行進。派遣隊の教官団長を務めた石井光洋2佐(49)は「出迎え、ありがとうございます」と声を張り上げると、拍手で包まれた。

 隊員は異国の慣れない環境にも戸惑うことなく、20~40代の「学生」を丁寧に指導。石井2佐は「日本人としてきめ細かな指導をやっていこうと考えた。個人個人の技量を把握して教育し、同じことでも何度も繰り返した」と振り返り、訓練の終了に「しっかり任務を完遂して充実感、満足感がある」と笑顔を見せた。

 南恵庭駐屯地の帰国行事は、同僚ら500人以上が盛大に出迎え、参院議員の佐藤正久外務副大臣、原田裕恵庭市長ら来賓も隊員をねぎらった。田浦総監はあいさつで「さまざまな困難を克服し、任務完遂、無事帰還、みんな笑顔で無事帰国した」と感謝し、「諸官が流した汗はアフリカの大地に深く染み込み、その平和と安定の種が、アフリカ諸国の発展に芽生えていくことになる」と強調した。

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