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千歳・恵庭

魚の繁殖や子育てを解説 サイエンス・カフェinちとせ

2018/10/10配信

 専門家や研究者と気軽に話し合える場を提供するサイエンス・カフェinちとせ「写真絵本作成秘話」(実行委員会主催)がこのほど、千歳水族館で開催された。水中で生命の営みを収めた写真絵本を発行する自然写真家、内山りゅうさん(56)が川魚たちの繁殖と子育ての苦労を紹介した。

 内山さんは「魚にとって一番弱い卵の時期をいかに生き残るかが大事」と説明。2017年に撮影、執筆した写真絵本「さかなのたまご」を題材にアユやサケなどさまざまな魚を取り上げた。

 例えばメダカは一度に産む卵の数が数個から10個ほどと他種より少ないが、繁殖期はほぼ毎日産卵すると解説。「時期を分散して産み、危険を避ける判断。こつこつ地道に続ける種が生き残る例」と語った。

 各地で見られる日本の在来魚の減少要因に外来魚の存在を挙げ、「外来魚はそのまま子供を出産したり口の中で卵を守ったりして、日本の魚より生残率が高い」と根拠を指摘。「身近な川で魚たちが努力していることを覚えてもらいたい」と締めくくった。

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