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北海道胆振東部地震

胆振東部地震被災者を入浴支援 苫小牧港に防衛省のチャーター船「はくおう」が停泊

2018/9/14配信

 胆振東部地震の被災者を支援しようと、防衛省や国土交通省が係留船舶による入浴支援を展開している。苫小牧港・西港に珍しい船が次々と訪れ、13日からは防衛省のチャーター船「はくおう」が停泊。同船では陸自第7師団指揮下の第7音楽隊(鍋澤勇雄隊長)が音楽演奏も行っており、厚真、安平、むかわ各町の被災者に癒やしを提供している。

 防衛省の入浴支援は7日から、海自の砕氷艦「しらせ」、掃海艇「いずしま」が行っており、13日から交代で「はくおう」を北埠頭(ふとう)に入港させた。10日以降には国交省の油回収船「白山」も展開した。

 「はくおう」は西日本豪雨の被災地支援にも使った船で、18日まで支援する見通し。胆振東部3町の被災者が利用でき、陸自第7師団が送迎バスを運行している。

 浴場定員は男女約20人ずつで午後3~同11時に入浴でき、風呂上がりにはお茶やジュースなどを無料で配っている。洗濯ランドリーは無料で使え、横になって伸び伸びと休める休憩スペース、絵本や縫いぐるみなどがあるキッズルームなども開放している。

 同船の開放初日は開始3時間で約50人が訪れ、船から太平洋などを一望しながら入浴を楽しんだ。厚真町で避難所生活を余儀なくされている嶋田真二郎さん(36)、清十朗君(7)親子は「気晴らしになるのでとてもありがたい」と喜んでいた。

 13日からは同船で第7音楽隊の「演奏支援」もスタート。18日まで毎日午後6時から、10人弱の小グループで演奏や歌を披露する予定で、初日はサックスやギター、歌などを担当する8人で30分近くのコンサート。親子連れを中心に約20人が訪れ、「アンパンマン」や「となりのトトロメドレー」などを聴いた。

 アンコールではキロロの「未来へ」の熱唱もあり、思わず目頭を熱くする被災者も。同音楽隊は被災地でも演奏活動を展開中で、カホンを演奏した竹内茜三曹(28)は「皆さんはいろんな思いをされている。一瞬でも、少しでも、心が癒やされて、楽しい時間を過ごしていただければ」と話していた。

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