えこりん村で「わんぱくキャンプ」 小学生10人参加、自然の中でたくましく
2018/8/10配信
恵庭市牧場のえこりん村で8~10日の3日間、夏休み中の小学生を対象とした2泊3日の「わんぱくキャンプ」が行われた。市内のほか苫小牧、札幌など近郊から4年生以上の児童10人が参加し、豊かな自然の中でさまざまな野外活動を楽しんだ。
子どもたちに自然を身近に感じてもらおうと昨年から行っている催し。参加者たちは8日午後から集まり、職員の指導を受けながらテントを設営。冷たい小川で水遊びをしたり、昆虫採集をしたりと、日暮れまで思い切り遊び回った。
夕食は、えこりん村で生産している羊や豚の肉、ソーセージなどでバーベキュー。夜になると星空の下で付近の野原や森を散策し、コウモリやエゾシカなどの生き物を探した。
2日目は雨に見舞われたが、晴れ間を見つけては広大なパークの敷地内で自然に親しんだ。昼食は流しそうめん、夕食は全員で協力してカレーライス作り。まき割りや火おこしにも挑戦し、ドラム缶風呂を沸かして開放的な野外での入浴も体験した。
3日間の貴重な体験で、すっかりたくましくなった参加者たち。苫小牧大成小5年の男の子は「初めて火おこしをやって、最初は難しかったけれどだんだん上手にできるようになった」と喜んだ。
苫小牧ウトナイ小5年の男の子は「トノサマガエルを捕まえた。虫もたくさん捕まえたけれど間違えて逃がしてしまって、テントの中がクワガタだらけになった」と楽しかった思い出を振り返った。