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千歳・恵庭

もりもと、製造部門を分社化 製造会社と販売会社の役割明確化

2018/8/1配信

 パンと菓子のもりもと(本社千歳市千代田町、森本真司社長、資本金1000万円)は製造部門を分社化し、1日に100%子会社「北のアトリエ」(本社千歳市泉沢、資本金1000万円)が発足した。代表取締役社長にはもりもと取締役製造本部長の森本吉徳氏が就任した。

 もりもとは、7月7日の臨時取締役会で分社化を決定。販売部門は「もりもと」、製造部門を「北のアトリエ」がそれぞれ担う。「北のアトリエ」本社はもりもと第1工場に置いた。

 「北のアトリエ」の名称は、菓子職人一人ひとりの商品作りへのこだわりと姿勢を大切にする「工房」に由来する。分社化に伴い、もりもと全従業員720人(パートを含む)から製造部門の従業員400人強が「北のアトリエ」に移籍した。

 森本吉徳社長は、分社化の目的を「製造会社と販売会社の役割を明確にすることで、これまで以上にお客さまが求める商品が提供できる」と説明し、第二に「工場と各店舗ごとのものの流れと収支が明確になり課題も鮮明になる」と語った。さらに「創業以来69年間培った商品へのこだわりと、職人としてのプライドを持って、もりもとらしい商品づくりを継承し、発信していきたい」と展望した。

 分社化の必要性は入社当時から認識していたという。再編に当たっては販売と製造の両部門の担当者が時間をかけて課題を徹底的に洗い出した。森本社長は「もりもとには、おいしいものの追求とともに、家族のように安心できる企業風土がある」と言い、北のアトリエの従業員には個人面談を通じて分社化に理解を得た。

 現在、もりもと商品はパンと菓子を合わせ500アイテム。「祖父(創業者の故・吉雄氏)の時代からもりもとの原点は職人によるものづくり。販売部門と同じ立ち位置で、お客さまが求める品を研究し北海道の素材にこだわるもりもとらしい、いい商品を作っていきたい」と意欲を燃やす。

 森本吉徳(もりもとよしのり)社長
 1975年4月生まれ。千歳市出身。99年3月酪農学園大食品科学科卒業。2007年1月もりもと入社、製造課長。10年8月製造部長、12年8月製造副本部長兼和菓子部長、14年8月製造本部長、16年9月取締役製造本部長、17年11月菓子司新谷(富良野市)代表取締役社長、18年8月北のアトリエ代表取締役社長就任。43歳。

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