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千歳・恵庭

支笏湖・ヒメマス豊漁 サイズ小ぶりも釣果好調

2018/6/21配信

 千歳市の支笏湖で、今月1日に解禁されたヒメマス釣りが好調だ。6月1~15日の釣果は3万7105匹と、2017年同期の8974匹の4倍に上った。魚体はやや小ぶりだが、釣獲数が多いのが今季の特徴だ。1998年以来の20年間で、同じ期間中3番目に多い釣果となり、支笏湖地域では釣り人や商店街の人々の間に笑顔が広がっている。

 市と支笏湖漁協が釣り人や貸しボート業者からの聞き取りをまとめた釣獲調査による。市によると、体長20センチ前後の3年魚が全体の8割以上を占めた。25センチ前後の4年魚は1割程度。このほか13~15センチの2年魚もある程度釣れている。組合員らによると3年魚は例年22、23センチ程度が主流だが、今年はやや小ぶりの傾向という。

 6月前半の釣果としてはここ20年間で、14年の6万1586匹、10年の5万2659匹に次ぐ釣果。1回の釣行で、1人当たり30~50匹、中には100匹近くを釣った人もいる。

 幌美内で貸しボート業と飲食店を営み、自身も釣りをする小林典幸さん(50)は「今年の釣果は(17年6月前半の)4倍でも、経済効果は4倍以上だ」と喜ぶ。昨年はサイズにばらつきがあり、店で提供する塩焼きに適した20センチ前後の魚を確保するのに苦労した。「今年はちょうどいいサイズが釣れ、たくさんのお客さんに食べていただいている。この調子なら今季はずっと好調なのでは」と手応えを語った。

 支笏湖温泉で飲食店を経営する山下洋明さん(46)は6月に入り、炭火で焼いたヒメマスの店頭販売を開始した。「今年は焼くのにいいサイズ」ときっぱり。土日などは100本近く売れることもあり、「お客さんにも好評で、『おいしい』とお代わりする人もいます」と喜んでいる。昨年は塩焼き好適サイズの入手が難しかったただけに、現在の豊漁について「ありがたいこと。今後の釣果も期待しています」と笑みがこぼれた。

 豊漁の一方で、魚体が小ぶりな点では「刺し身に使うには難しい」と話す飲食店関係者もいる。支笏湖漁協は「今年の3年魚の上の世代には、突出して個体数が多い『卓越年級群』がいた。餌が少なくなる環境のせいで、成長に影響したのではないか」と推測。「現在の釣果が続いてほしい。7、8月には成長してもっと大きくなるだろう」と一層の釣果アップを期待している。

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