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千歳・恵庭

恵庭・陽だまりの家で介護予防デイサービス体験会

2018/6/20配信

 恵庭市のNPO法人陽だまりの家(古山明美理事長)は19日、介護予防デイサービス「アクティブシニアハウス陽だまり」の介護予防サービス体験会を恵央町の陽だまりの家で開いた。地域の高齢者7人が参加し、和気あいあいと交流しながらお菓子作りや軽い運動、脳トレーニングなどに取り組んだ。

 介護保険でまだ要介護認定を受けていない人、特に要介護の「予備軍」とされる要支援1、2認定の人を対象に、早期から専門家が介護予防メニューを提供し、高齢者の健康・長生きをサポートするデイサービス事業で、恵庭市内では初の取り組み。

 参加者たちは友人同士のグループで誘い合って集まり、会話を弾ませながらシフォンケーキ作りを楽しんだ。生地が完成し、オーブンで焼き上がるまでの間、脳を活性化させる軽い運動やゲームを行い、終始和やかな雰囲気の中で健康づくりへの意識を高めた。

 参加した三上美智子さん(76)は「脳トレーニングはやってみると意外に難しくて頭を使った。ケーキ作りも簡単だけどおいしくて、来て良かった」と笑顔を見せ、三上さんに誘われて参加した佐賀綾子さん(71)も「運動をしていい汗をかいた。初めて会った人とも話せて楽しかった」と喜んでいた。

 同NPOは2017年度から、放課後の子どもの居場所づくりや子ども食堂などの活動を行っており、市子どもの生活・学習支援事業の委託も受けている。18年度は新たに高齢者を対象とした事業を展開。高齢者の地域の居場所となるの「陽だまりサロン」と、介護予防デイサービスの「アクティブシニアハウス陽だまり」の2本立てで、要介護認定を受けていない元気な高齢者の健康維持を目指す。

 古山理事長は「要介護認定を受けていない人は、まだ生活に困ることがないので、あまり専門家の支援を必要としていない。でも認定を受けていないだけで実際は要支援1、2の状態という人は潜在的にかなりいるはず。そういう人を早くから専門家が支援することで、健康を長く保てる」と強調する。

 要支援のサービスは介護保険の報酬額が低いため、事業としてなかなか成り立たないことから、同NPOの他にまだ市内で要支援専門のサービスに取り組む事業者はないが、「介護が必要になる前に健康維持に取り組む」需要は確実に増えている。

 陽だまりの家では今後も週1、2回の頻度で体験会を開いていく予定で、7月6日は午前9時半から2時間、男性だけを対象とした「男の手仕事」体験会も企画している。同NPOの催しやサービスに関する問い合わせは陽だまりの家 電話0123(39)2360。

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