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千歳・恵庭

ハラル食でおもてなし 千歳世界の食を考える会が勉強会

2018/6/13配信

 千歳市内のホテルや飲食店の関係者が12日、イスラム教徒が食べることができるハラル食に関する勉強会を千歳タウンプラザで開いた。訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加で、食の禁忌対応は空都でも喫緊の課題であり、関係者は講演を通してハラル食の提供などについて学んだ。

 仮称・千歳世界の食を考える会(齊藤元彦代表)が主催。齊藤代表は「きょうの勉強会をスタートに、千歳でムスリム(イスラム教徒)の食事が提供できるよう、会を正式に立ち上げたい」と話す。

 この日はハラル情報を発信する企業フードダイバシティ(本社東京)社長、守護彰浩氏を講師に招き、市内のホテルや飲食店関係者ら20人が熱心に耳を傾けた。

 ムスリムは戒律で豚肉、アルコールの飲食が禁じられ、イスラム教義にのっとった調理が必要とされており、守護氏は「相手が求める情報をしっかり提供することが大切」とアドバイスした。

 その上で「日本には在住者も含めベジタリアンやムスリムが多い」と対応の大切さを指摘。ムスリムについて「世界の人口の4分の1。このうち6割の10億人がアジア圏で生活する」と説明して「インバウンドの増加に伴い、ハラルの理解とムスリム対策は不可避」と訴えた。

 さらに先進事例などを示しながら「ムスリムが知りたいのは、ハラルの食事とお祈りができる場所があるかの2点」と強調。ハラル向けの食材や調味料は入手しやすいとした上で、ハラル食を提供する場合は「すべてのメニューをハラルにするか、ハラルメニューを新しく作るか、割り切って総菜・弁当を提供するかのいずれかになる」と述べ、「重要なのは情報開示。無理せず、取り組めるおもてなしから始めること」と呼び掛けた。

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