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千歳・恵庭

玄米茶「共助のこころ」誕生 島田農園と藤枝市製茶関係者が共同開発

2018/3/16配信

 恵庭市と友好都市の静岡県藤枝市の事業者3人が、抹茶入り玄米茶「共助のこころ」を共同開発した。両市でそれぞれのまちの特産品を使った商品開発は盛んだが、両市の事業者が連携して商品化するのは初。恵庭産米と藤枝抹茶の香り豊かな玄米茶で、南島松の道と川の駅・花ロードえにわで販売している。

 3人は、恵庭市林田で稲作を中心に営む島田農園の島田龍哉代表、藤枝市の老舗製茶問屋・小野製茶の小野慎太郎さん、同市で日本ティーコンシェルジュとして活躍する焙煎士の八木洋介さん。昨年9月に恵庭市が主催した「えにわん産業祭」で出会って意気投合し、米農家、茶匠、焙煎(ばいせん)士のタッグで新商品の開発を進めてきた。

 島田さんが減農薬栽培した「ななつぼし」の玄米を、八木さんが素材の風味を生かすため浅煎りで焙煎し、小野さんが香り際立つ藤枝特産の抹茶を厳選してブレンドした。島田代表は「初めは『お米でお茶を作る』というイメージがなかった」と振り返りつつ、「熱いお湯で入れると濃い抹茶色に、玄米の香りがふわっと広がる」と商品の出来栄えを喜ぶ。

 お茶は1袋200グラム(税込み1080円)で、1000袋を作った。商品名は島田さんが恵庭青年会議所の会員時代、まちづくりに一生懸命取り組んだ思い出から、委員会の名前をそのまま使った。お茶は全て島田さんが引き取り、2月下旬から花ロードえにわで販売。賞味期限は1年間で、島田さんは「1年で売り切らなかったら失敗」と覚悟を決めて臨んだが、既に100袋ほどが売れるまずまずの出足になっている。

 両市は昨年8月に農商工連携広域ネットワークを設立し、新商品開発などに力を入れているが、これまでは各市の事業者が材料を仕入れて思い思いに商品開発しており、両市の事業者が共同開発したのは初めて。両市が作成したロゴマーク「藤の恵」の第1号商品にもなり、島田さんは「『恵庭のお茶』として市民に親しんでもらえたら」と期待している。

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