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千歳・恵庭

新千歳で雪ミクが施設案内 AR技術体験イベントスタート

2018/2/10配信

 KDDIは9日、仮想キャラクター「初音ミク」の自社開発アプリケーション「ミク☆さんぽ」を活用したAR(拡張現実)技術の無料体験イベントを新千歳空港国内線旅客ターミナルビル4階の雪ミクスカイタウンで始めた。12日までの期間中、専用端末を手にギャラリーを歩くと、カメラで撮影した画面に冬版の初音ミク「雪ミク」が映り込み、その場にいるかのように楽しめる。

 雪ミクの催し「SNOW MIKU2018」との共同企画。大画面でより臨場感を高めるため2年目の今年はタブレット端末を使い、会場も雪ミクスカイタウンの他、札幌の商業施設「ノルベサ」を追加した。

 ミク☆さんぽのAR技術はギャラリー内の各所をアプリに記憶させている。その場所を歩くと、タブレットの画面に映る雪ミクが話し掛けてきたり踊ったりする仕組み。7分間の制限があるが、途中で撮った写真はQRコードを通して持ち帰ることができる。

 今回は新たにARとVR(仮想現実)技術を連携。雪ミクがARで見せるダンス映像を札幌会場で販売中のVR体験グッズで見られる。現地に足を運ぶARと現実と見まがうほど作り込まれたVRのどちらもが楽しめる。

 体験者は端末を持ち、等身大フィギュアやグッズにカメラを向けている。大阪府から観光に来た専門学校生(20)は「コンサートより間近に雪ミクを感じられて楽しかった」と話した。

 同社は将来の施設案内の機能強化に向け、多言語化やAI(人工知能)の搭載に取り組む予定。開発担当の大川祥一マネージャーは「お客さまの感想を聞き、今後の開発に生かしたい」と語る。

 開催時間は午前10時~午後7時。札幌会場は料金を徴収する。

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