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千歳・恵庭

恵庭から8人入選 全国調べる学習コンクール

2018/2/2配信

 図書館振興財団(本部東京)主催の第21回「図書館を使った調べる学習コンクール」で恵庭市の渡邊七洋(ななみ)さん=恵み野中3年=と橋本至君=松恵小6年=が優良賞、鷲田幸美(こうみ)さん=恵庭小5年=が奨励賞に輝いた。そのほか市内小中学校から5人が佳作に選ばれ、過去最多の入選者数となった。市立図書館恵み野本館で1日から入選作品を展示している。
 
 同コンクールはその名の通り、自由に選んだ一つのテーマについて図書館の情報を基に詳しく調べ、研究成果をまとめた作品を応募する。恵庭市は毎年、市内の小中学生を対象としたコンクールを開き、優秀作品を選抜して全国コンクールに送っている。
 
 今年は小学生から大人までの各部門に全国から9万1908作品の応募があり、最高賞の文部科学大臣賞を含む入賞は33作品、優良賞は141作品、奨励賞は249作品、佳作は1209作品。道内で優良賞以上に選ばれたのは渡邊さんと橋本君の2人だけだった。
 
 渡邊さんは昨年も「国境なき医師団」の活動を取り上げた作品で市内初の優良賞に輝いており、2年連続の受賞となった。
 
 今年は「幸せのカタチ―本当の幸せとは?」をテーマに、開発途上国で満足な食料を得られない人や教育を受けられない人の割合などから世界の貧困問題について考察。また、昨年の研究で取材した国境なき医師団の医師や国際協力機構の青年海外協力隊参加経験者などから話を聞き、「経済的に豊かな日本が本当に幸せなのか」という疑問も提起した。
 
 橋本君は初の優良賞。毎年、動物をテーマとした作品を応募しており、今年は「キツネの研究」をテーマに選んだ。キツネの食性や分布、寄生虫エキノコックスがキツネを媒介に日本に持ち込まれた経緯、キツネにまつわるアイヌの伝説や民話、日本古来の稲荷信仰など、幅広く調べた。
 
 奨励賞の鷲田さんは「石は人間にとって宝物。輝かなくても宝石なのです」というユニークなテーマで、貴金属から身の回りの物の原料となる鉱物、セメントの作り方まで調べ、丁寧にまとめた。
 
 佳作は恵明中3年の中島北斗君、松尾優月さん、同2年の渡辺莉央さん、柏小6年の山本稜大君、牧野汐里さんの作品が選ばれた。
 
 市立図書館はこれら8作品を1階玄関前展示コーナーで14日まで展示する。作品は自由に手に取って内容を閲覧できる。

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