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千歳・恵庭

いきいき百歳体操とノルディックウオーキングで脚力やバランス感覚向上

2018/1/10配信

 千歳市介護予防センターはこのほど、同センターが取り組む介護予防を目的とした「いきいき百歳体操」、ノルディックウオーキングに取り組んだ人たちを追跡調査し運動効果をまとめた。どちらの運動も、週2回取り組んだ人には転倒防止に必要な脚力やバランス感覚、敏しょう性といった体力全般の向上が見られた。

 同センターは市の委託で千歳市社会福祉協議会が運営。各町内会が開催する介護予防サロンで、いきいき体力に合わせた「いきいき百歳体操」を指導している。取り組めば脚や腕、全身の筋肉を鍛え、健康維持と介護予防の効果を期待できる。

 またノルディックウオーキングも介護予防を念頭に、手で操るポールの市民に貸し出し事業を展開中。2本のポールで地面を突きながら歩くウオーキングで、全身の筋肉を使い、通常のウオーキングより多くのカロリーを消費して体力全般の向上効果も高い。

 調査は、サロン参加者の1年後の体力を測定。同ウオーキングの効果はポールを貸し出した参加者の協力を得て、一定期間を過ぎた後の体力を測定した。

 いきいき百歳体操は、週2回参加した23人を対象に平均値を取った。1年後の体力の変化を測定したところ、握力は初回25・4キロだったのに対し、1年後は25・6キロに向上。5メートル最大歩行時間は初回も2・8秒から2・4秒に縮まった。

 また片脚立ちは、右は初回の29・8秒から40・7秒、左は26・6秒から38・3秒と、それぞれ時間を伸ばした。脚力が増した傾向がはっきりとした。

 ノルディックウオーキングでは週2回行った人71人について、ポール貸し出し時から半年後の返却時に行った体力測定でも、体力向上が判明した。平均値で握力は貸し出し時の29・9キロから返却時は30・66キロに向上。3メートル先のコーンを回ってスタート地点に戻る敏しょう性の測定では、貸し出し時の6・31秒から6・17秒に縮まった。

 回数を問わず、取り組んだ人全体(303人)の平均値も、握力は27・78キロから29・21キロに向上。歩行テストも6・22秒から6・11秒へと所要時間が縮まった。

 介護予防センターの作業療法士山北武さん(35)は、百歳体操について「週2回取り組む人はバランス能力が向上した。転倒による骨折で寝たきりになる人は多く、バランス能力を保つのは重要」と話す。また同ウオーキングに関しても「運動負荷が高く、身体的な効果が出やすい。通常のウオーキングに比べて腕を使うため腕力が強くなる」と効果を強調した。同センターでは、今後も百歳体操と同ウオーキングをアピールし、参加者を増やしていきたい考えだ。

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