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千歳・恵庭

流れ大切に地元活性化サポート 新春インタビュー・中泉澄男恵庭商工会議所会頭

2018/1/10配信

 近年、活発なまちづくり施策が進む恵庭市。地元経済もその動きにどう関わり、好循環をつくり出していくかが問われている。大きく変化する時代の中で、地域経済活性化のために求められることは何か、恵庭商工会議所の中泉澄男会頭に聞いた。

 ―景気、地域経済情勢の展望は。

 昨年の経済状況は、地域や業種によってばらつきはあるものの、横ばいから回復傾向にあったと見ている。しかし慢性的な人材不足により、仕事量が増加していても、人手の問題などにより企業として取り組めないという話も聞いている。主婦層や元気な高齢者層など、地域で眠っている労働力がまだまだあると思うので、企業とのマッチングを展開する上でも重要なポイントの一つになってくると思われる。

 ―今年のテーマは。

 今年のテーマは「流」。インターネットやSNSなどの発達、サービスの多様化により時代は急激に変化している。その時代の流れを的確に、そして迅速に捉え、商工会議所でしかできない取り組みを企画・運営し、1年間を通して歩みを止めることなく、「流れ」を大切に、地元企業に役立ち、地域活性化と市民の笑顔につながる存在を目指したい。

 緑町の複合施設「えにあす」が今年4月の稼働に向けて準備が進められている。今後も花の拠点整備などが進められる予定だが、地域活性化のためにも地元事業者がどのように関わっていくかが重要な課題と考えている。

 また、2015年のフレスポ恵み野に続き、昨年12月には島松にも大きな商業施設が開店した。市民の利便性が高まった一方、地元商店会への影響も大きい。大型店にはできない品ぞろえやサービスなどを提供し、共存していくことが大切。商工会議所としても、地元商店会活性化を目指し、経営などに関するサポートをしていきたい。

 ―姉妹都市、友好都市との経済交流が進んでいる。

 当商議所でも昨年、友好都市である静岡県藤枝市の抹茶と恵庭のえびすカボチャを使った製品発表の場「スイーツフェスティバル」を開催し、大変好評を頂いた。

 藤枝市との交流は、当初は行政や団体同士の交流から始まったが、最近では個人的な交流なども増えてきていると聞いている。情報網の発達している現代では、個人同士のつながりが大きなビジネスとなることもあるので、両市の観光振興や商工業の発展につながるような取り組みが生み出され、進展することを期待したい。もちろん、商工会議所としても、お互いの地域資源の価値を高め、双方にメリットのある形で、さまざまな場面で支援・協力していきたいと考えている。

 ―商工会議所として特に力を入れて取り組んでいくことは。

 昨年は新築リフォームフェアや恵庭あきんどワンコインチャレンジ事業、スイーツフェスティバルなどのイベントの他、各種セミナーを企画・運営させていただいた。今年は反省点などを踏まえ、これまでの取り組みをさらに強化するほか、YEGフェスティバルやチャリティーダンスパーティー、えにわマジコンなど、青年部や女性会の取り組みに対するサポートも継続する。

 また、近年増加傾向にある外国人観光客への対策として、飲食店などで接客に使える各国語記載の指さしボードを作成したり、市内の学生などに協力してもらい、SNSを活用した地域PRをしたり、新しい取り組みも考えている。特にSNSの事業に関しては、日本商工会議所も推進している「キャリア教育活動」にも通じるため、力を入れて取り組みたい。

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