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千歳・恵庭

2020年、人口7万人に 恵庭市人口ビジョン改定案

2017/12/9配信

 恵庭市は8日に開かれた市議会総務文教常任委員会で、恵庭市人口ビジョンの改定案を示した。2015年に策定した現行ビジョンでは市の人口推計のピークを同年の6万9858人とし、その後は減少に転じると想定していたが、改定案では15年国勢調査の結果や現在の実績値を反映して上方修正。20年をピークに人口7万人に到達すると独自に推計した。

 市人口ビジョンは市の人口の現状を分析し、まちの将来の方向性を展望する目的で一昨年10月に策定された。国立社会保障・人口問題研究所の人口推計を基礎として、市独自に60年までの推計を行っている。

 市の人口は11月末現在、6万9514人。10月末には過去最多の6万9544人を記録した。6万8876人だった13年から3年連続で微増だが増加が続いており、現在も同様の傾向が見られる。

 活発な宅地開発により転入者数が転出者数を上回る「社会増」の状態が続き、人口が維持されてきた。現在進められている松園地区住宅団地整備事業や、市街化区域内の宅地化、移住施策などの取り組み状況を総合的に勘案し、今後3年間は人口の微増が続くと推計した。

 一方、子供の出生数は年々減少している。1人の女性が生む子供の平均数を表す合計特殊出生率は、人口維持の目安となる1・8を下回る1・2~1・4の間で推移しており、13年以降は出生数が死亡数を下回る「自然減」の状況が続く。

 20~24歳の若い世代が学校を卒業した後、市外や道外へ転出し、地元で出産・子育てをしていないという傾向があるためで、雇用の確保や子育て支援の充実などにより若い世代が市内に定住する環境をつくることが今後の課題となる。

 同ビジョンは、宅地造成による転入者増、若い世代の定住促進、観光PRによる交流人口増などの施策で人口減少を抑制し、7万人都市の実現と、将来にわたるまちの活力維持を展望する。

 改定案は恵庭創生懇談会で意見を聴取した後、市長の決裁を経て正式決定される。

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