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千歳・恵庭

一層の発展へ気持ち新た 機甲太鼓30周年祝う

2017/11/20配信

 陸上自衛隊第7師団隷下の第11普通科連隊(東千歳駐屯地)の隊員有志23人で組織する、千歳機甲太鼓の30周年記念祝賀会が18日、ホテルグランテラス千歳で開かれた。自衛隊と地域の懸け橋として活躍し、累計1000回以上の演奏活動を誇る同太鼓の節目を関係者、来賓約160人が盛大に祝福した。

 同太鼓は1987年11月、隊員の士気高揚や広報活動を狙いに発足。隊員有志8人で演奏活動を始め、厳しい部隊訓練と両立させてきた。千歳・支笏湖氷濤まつり、千歳市民夏まつりなどのイベントに欠かせぬ存在で、2014年に演奏活動は累計1000回に到達。現在は20~50代の隊員23人で勇壮なばちさばきを各地で披露している。

 祝賀会は同太鼓協賛会(入口博美会長)が主催した。同太鼓の迫力満点の演奏がオープニングを飾ると、会場は大きな拍手に包まれて早くも大盛り上がり。冒頭あいさつで同記念実行委の斗賀山信美実行委員長、入口会長が同太鼓の歴史などを紹介。入口会長は「これまで延べ90万人から100万人に聴いてもらい、ますますの活躍を願っている」などと激励した。

 来賓の山口幸太郎市長、和田義明衆院議員、小野塚貴之第7師団長が祝辞。「さまざまな場面で演奏を聴き、活躍を目の当たりにしてきた」(山口市長)などと同太鼓の活動をたたえ、千歳商工会議所の滝沢順久会頭の発声で祝杯を挙げた。

 祝宴では引き続き太鼓演奏が行われ、躍動感ある新曲「花火」も披露され、同太鼓のさらなる発展に気持ちを新たにした。

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