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千歳・恵庭

全道民謡大会江差追分の部で優勝 千歳の高橋紗里さん

2017/10/12配信

 千歳市信濃に住む高橋紗里さん(25)が1日に苫小牧市で行われた全道民謡決勝大会(道民謡連盟主催)の江差追分の部で優勝した。10年前に全国民謡の部でも優勝しており、北海道民謡の部を含む全3部門のうち2冠を制覇。「ここまで来たら3冠を目指したい」と意欲を見せる。

 江差追分の部には全道各地の地区予選を勝ち抜いた34人が出場した。高橋さんは2007年に全国民謡の部を制した後、5年ほど東京の師匠の下にいたため道連盟主催の大会には参加していなかったが、14年から札幌孝和会の長江亜津子師匠の下で再び同大会に出場している。

 江差追分の部では初めての栄冠だが、「自分の歌にはあまり満足できない」と反省も口にする。「江差追分の情緒豊かなところが好き」とこだわりを持ち、桧山管内江差町で開かれる江差追分の全国大会には毎年出場している。「本場の歌は自分の歌とは全然違い、強さばかりではなく抑揚がある。今回の全道大会では自分なりに抑揚のある歌い方に挑戦してみたが、まだまだ全然及ばない」と目指す表現は奥深い。

 江差追分は今年4月、北海道第1号の「日本遺産」として文化庁から認定された。「素晴らしい文化なのに若い人にはあまり知られていない。もっと多くの人に魅力を知ってもらいたくて、今は普及活動にも興味を持っている」と高橋さんの「民謡愛」は尽きない。

 4月には日本民謡協会主催の民謡民舞北海道地区大会で3年ぶりに優勝。3部門の優勝者で競う総合優勝戦も制し、来年秋に東京で行われる全国大会への出場が決まっている。

 「自分はいつも自信がなくて緊張してしまうので、大会に出るのは好きじゃない」と言う高橋さん。大会での堂々とした歌声とは対照的に控えめな素顔を見せる。「でも民謡は本当に魅力的で大好きなので、全国大会で優勝して、自分の歌で多くの人に民謡の魅力を知ってもらいたいと思う」小学生の頃から親しんできた民謡の素晴らしさを伝えたいという思いが、高橋さんを舞台に立たせている。

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