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「観光」の街づくり考える 千歳科技大、光科学国際フォーラム開く

2017/10/11配信

 千歳科学技術大学(川瀬正明学長)とNPO法人ホトニクスワールドコンソーシアム(PWC)は9日、ANAクラウンプラザホテル千歳で第18回千歳光科学国際フォーラム(CIF18)特別講演会を開いた。観光をテーマに市内外の有識者を招き、講演やパネルディスカッションを行った。

 さまざまな先端分野で活躍する国内外の研究者を千歳に招いて毎年開かれている国際会議。今年は同大学が2019年4月からの公立化を目指して掲げる「スマートネイチャーシティちとせ構想」に関連し、千歳のまちづくりを「観光」の切り口から市民と共に考えようと、多方面の有識者を集めた講演・討論会を初めて企画した。

 講演は日本旅のペンクラブ代表を務めるライターの中尾隆之さん、合同会社地球村研究室代表を務める東北大名誉教授の石田秀輝さんが演台に立った。

 中尾さんは「観光の魅力づくり七つの大事(食とおもてなし考)」と題し、人の温かさや旬な話題性、食の魅力、その土地でしかできない特別な体験など、まちに人を呼び寄せるポイントについて語った。

 石田さんは「自然に学ぶ新しい暮らし方のかたち」を演題に、現代社会の中で自然や地域の共同体と関わりを深め、心豊かな地域づくりにつなげる方法を「自立自足(じりつじそく)」のキーワードに従って語った。

 講演終了後は千歳の観光に携わる識者6人が加わり、「持続可能な『ちとせ』まちづくりへのヒント」をテーマにパネルディスカッションを行った。

 サケのふるさと千歳水族館館長の菊池基弘さん、北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー社長の三沢計史さん、もりもと専務執行役員室長の松原範宜さん、ANA新千歳空港社長の新川新一さん、支笏湖ビジターセンター所長の木下宏さん、千歳科学技術大准教授の青木広宙さんが、「見る」「飲む」「食べる」「移動する」「(自然を)守る」などの観点から、千歳の魅力づくりについてそれぞれの考え方と取り組み事例を語った。

 講演に続けてディスカッションに参加した石田さんは「6人のパネリストの話に共通するのは『回遊性』。人や物が地域を巡る仕組みをつくっていくには、各分野の人たちが一つのキーワードの下で考えることが大切」と総括し、連携とビジョンの共有の重要性を指摘した。

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