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千歳・恵庭

おもてなし事業を拡大 メークで心のケアも-えにわ市民プラザ・アイル

2017/9/13配信

 恵庭市本町のNPO法人えにわ市民プラザ・アイル(泉谷清理事長)は、困り事を受ける「おもてなし事業」でメーキャップなど美容に関する取り組みを開始する。心のケアを重視し、引きこもりがちな高齢者の外出機会の増加や気分を明るくするきっかけにして、孤立化の解消や心の健康につなげたい考えだ。

 同事業は2015年度にスタート。原則として介護保険の対象にならない生活の中の困り事を支援。家の掃除や買い物代行、犬の散歩などをメンバー25人が手掛け、昨年の利用は延べ531件に上っている。

 新たに始める取り組みは、メークやマッサージなどを通して外出する意欲の向上や、癒やしの時間を過ごしてもらい、心のケアにつなげる狙い。事業は中島町在住で北広島市のエステサロン「エ・クラニール」を主宰する立成菜緒子さん(40)が中心になって展開する。

 メニューは(1)顔や首筋のマッサージ(2)顔のパック(3)メーク(4)肩、頭、足などの部分ケア(5)爪の形を整えマニキュアで仕上げ―の5種類。初回料金1000円に加え、(1)~(5)の中から1種類500円で利用できる。住宅がアイルから2キロ以上の場合は交通費として別途400円が必要。

 立成さんは現在も認知症施設など高齢者福祉施設に出向きメークなどを手掛けており「表情がぱっと明るくなる方も多い。訪問した際に、日常的な料理や好きな歌手などについての話をしながら、リラックスした雰囲気を心掛けていきたい」という。

 アイルが16年3月にまとめた同事業の地域調査結果(サンプル数334件)によると「外出時はどこに行くか」という質問に「ほとんど外出しない」と答えた人が市内全体で13%、恵み野地区では18%と特に多かった。

 泉谷理事長(81)は「地域で孤立してしまっている高齢者も多く『外出してみよう』という気持ちにつながれば。メークをして、居場所としてアイルに足を運んでもらえればうれしいですね」と話す。

 問い合わせはアイル 電話0123(39)3355。

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