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訪日客ドライブ観光促進へ 新千歳中心に2事業試行-道開発局

2017/9/12配信

 北海道開発局は9月から新千歳空港を中心にインバウンド(訪日外国人旅行者)観光を推し進める二つの試みを始めた。「北海道ドライブ観光促進社会実験」とスマートフォンに情報発信する移動支援で、夏冬に客足が集中する道内で閑散期となる秋に、広く全道を巡ってもらおうとの趣向。増加するレンタカー利用者の利便性を高め、試行で得られた情報を関係機関と共有する狙いだ。

 北海道ドライブ観光促進社会実験は11月末まで展開する。空港で英語と中国語の繁体字で表示可能なスマホのアプリを取り込んでもらい、地方のドライブコースや観光地を紹介する。サケのふるさと千歳水族館や恵庭渓谷をはじめ観光地339カ所を盛り込み、特典の提供を249施設で受けられる。道や道レンタカー協会連合会などとつくる協議会が主催する。

 16年度に続き2年目の今年は、国内で地図案内サービスを手掛けるナビタイムジャパン(東京)と協働。データ収集や分析、ガソリンスタンドなどの情報提供を受ける。初年度に5%だった特典利用率を踏まえ、今年は5月から東南アジア各国で周知してきた。

 期間中の約30日間は新千歳空港国際線ターミナルビルでレンタカー店の迎えを待つ外国人客に利用をじかに勧めている。5日に韓国から姉妹で訪れたチュ・シンホさん(32)、シンジャさん(30)らは早速アプリをインストール。「パンフレットの写真の番号で行きたい場所を検索できるので、とても便利」と話した。

 同局によると、米国アップル社のiPhone(アイフォーン)と同グーグル社のandroid(アンドロイド)両方のスマホに対応し、道内全域でドライブ観光客に向けたアプリは初という。開発連携推進課の本田肇開発企画官は「外国からのレンタカー観光に必要な情報を集め、インバウンドが北海道を訪れる季節差と地域差を平準化したい」と語る。

 もう一つのスマホに情報発信する移動支援の試みは10月末まで展開。新千歳空港から支笏湖、洞爺湖、ニセコ地域が対象となり、レンタカー店でスマホの専用アプリを用意し、支笏湖温泉駐車場や美笛峠チェーン脱着場といった14カ所に停車すると、コンビニやガソリンスタンドなどの情報を自動的に届ける仕組みになっている。

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