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千歳・恵庭

千歳市休日夜間急病センター ささえーる運用開始

2017/9/5配信

 千歳市休日夜間急病センター(愛称・ささえーる、田中長利センター長)の運用が5日から始まる。市民から強い要望があった、365日受診可能な休日や夜間の初期(1次)救急医療体制が9年ぶりに整う。緊急性の高い患者が速やかに受診可能な診療体制を強化し、市民の安心・安全を守る。

 診療科目は内科の初期救急。診療時間は平日は午後7時~翌朝午前7時。土曜日は午後2時~同午前7時、日曜日・祝日は午前9時~同午前7時に受け付ける。

 施設は市役所に隣接する東雲町1に建設した。建築面積は571・23平方メートルで木造平屋建て。市民の利便を図るため快適性、効率性、機能性を重視した設計。医療スタッフが質の高い医療を提供できるよう環境を整えた。

 内部は診察室や処置室、経過観察室、感染症に対応する隔離室を設け、レントゲン、超音波診断装置などの医療機器を用意。施設の運用は深夜が中心のため、医師室や看護師室、仮眠室なども整えた。

 また外国人への対応も念頭に、施設内の表示も日本語のほか、英語と中国語を併記。施設整備には防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用し、整備事業費は約3億5000万円。

 千歳市の救急医療は従来、午後5時から翌日午前9時まで受け入れる24時間体制だった。しかし医師不足などを背景に、08年度からは夜間の診療を受けられない空白日が発生した。09年度からは診療時間を縮小して午後5時から午前0時までに限定。診療は市内の医療機関が当番制で対応してきた。

 救急医療体制の整備を求める市民の声は根強く、市は安心して受診できる初期救急医療体制確立のため2014年にセンターの開設を決め、準備を進めてきた。三崎直彦市保健福祉部長は「緊急性の高い患者さんに安心して受診していただきたい」と話す。

 また、緊急性がないにも関わらず気軽に受診する「コンビニ受診」は医療スタッフの過度な負担や、優先順位の高い患者を待たせることになる。市はこうした受診を防ぐための配慮を呼び掛ける。

 5日午後3時から、同センター駐車場で開設式を執り行う予定。開設者である山口幸太郎千歳市長や管理者の田中長利センター長らが出席し開設を祝う。センターは同日午後7時から、患者の受け付けを開始する。

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