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千歳・恵庭

まちの魅力に気付かされる フットパスイベントを体験-恵庭

2017/8/12配信

 来年9月に恵庭市内で初めて開かれるフットパスの全道大会「北海道フットパスの集い」まであと約1年。えにわフットパス愛好会(前田孝雄会長)は、毎月市民向けのフットパスイベントを開き、大会を盛り上げようと普及に取り組んでいる。次第にメンバーも増えている中、7月に開かれたイベントに記者が参加し、フットパスを初体験した。

◆広がるフットパス

 参加したのは7月22日。晴天に恵まれ、約30人が集まった。記者は体力に自信がなく、普段は運動もほとんどしていない。「みんなについていけるだろうか」と、恐る恐る、この日のコース「花のまち恵み野コース」(7・8キロ)にチャレンジした。

 同会の会員は現在約50人。会は2014年3月に立ち上がったが、活動は3年目となり次第に市民にも浸透しているようだ。来年9月には恵庭市内で初めて「第28回北海道フットパスの集い」が開かれるということもあり、同会のPR、普及活動にも力が入っている。

 毎月のイベントでは毎回のように新しいメンバーが加わり、この日から新たに加わったメンバーも。自己紹介が終わると拍手が起き、家庭的な雰囲気で初めての人でも安心して参加できそうだ。

 道内のフットパス団体を取りまとめるエコ・ネットワーク(札幌)によると、ここ数年でフットパスは第2次ブームを迎え、人気が高まっている。フットパスの魅力は「一つの目的だけではなく観光、自然観察、地域の人たちとのつながりなど、いろいろなことを楽しみながら歩ける部分」と同団体は話す。

◆歩いてみると…

 午前10時にJR恵み野駅をスタート。「よし」と決意して、がむしゃらに、ひたすら歩くのだと意気込んだ。

 しかし、早くも予想はいい意味で裏切られた。駅に植えられている花々やフラワーポットの前で、参加者が「きれいだねぇ」と立ち止まって、ゆったりと眺めている。

 緑の環境デザイン賞で最高位の国土交通大臣賞を受賞した恵み野商店会のガーデンギャラリーや、個人宅のオープンガーデンも、同じようにゆっくりと鑑賞し、恵み野中央公園へ。公園内を流れる小川には、きれいな水の中でしか咲かないとされるバイカモの花を探した。今年は例年より花が咲くのが早かったようで、この日は見られなかったが、来年に向けて一つ知識が増えた。

 歩いていると、ガイドの1人が「お菓子のような甘い匂いがしませんか」と言う。本当に、甘い香りがする。これは、カツラの木から出ている匂いだそうだ。

 同会は今年度から、コース上の見どころで街の歴史、自然などをより深く知ってもらうために解説を加えるようになった。それがきっかけになり、新たな発見につながり、参加者同士での会話も弾む。

 「これならば、あっという間に到着しますね」と言うと、前田会長は「ウオーキングとは違い、こうして立ち止まりながら街の自然や歴史を見て、感じることができるのがフットパスの魅力なんだよ」と話してくれた。「知っているようで知らない街の魅力に改めて気付かされる」。こうした参加者の言葉に共感しながら、心地よい疲労感の中でフットパスを終えた。

   ◇     ◇

 次回イベントは8月18日午前10時。柏木川・余湖農園コース(7・8キロ)で、希望者は昼食にバーベキューを楽しめる。参加費200円で、バーベキューを食べる人はほかに1200円。申し込みは15日まで。小雨決行。飲料水持参。問い合わせ、申し込みは前田さんまで。電話、ファクスは0123(32)8092。

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